鼠、竜に乗りて世界に想いを馳せる。

まだまだ序盤ですが、人間が一人もまだ姿を表していない不思議なビジュアルイメージを持つ作品。
今のところは竜、鼠。それだけ。
鼻をヒクヒクさせながらもふもと竜と会話する鼠は可愛いの一言に尽きるが、それ以上に世界観の広がりを感じさせる。
地の文の説明の分量が考えられており、その土地に暮らす人物(人間ではないが)の息遣いが感じられる。
これからの続きが楽しみ。

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竜と踊れば