平坦な話の流れを最後に生かしている辺りが流石だと感心しました。
大きくても猫じゃないか。近藤くんは小さいなぁ。
昔の小説を読んでいるような言い回しや表現が面白かったです!UMAを見つけて面白がったり、怖がったり、右往左往する人々のようすが目に浮かびました。
夏の湿気に猫の鳴き声に、将棋を指す爺さんの手つきまで想像できそうな空気感。素敵です。
とてもお洒落な文章。リズムに乗せられて一気読みしました。全てのシーンが見どころ。ひたすら腹筋を震えさせられ、最後に柔らかな気持ちを残してくださる作品です。猫好きさんもそうでなくても、ぜひどうぞ。
もっと見る