ファンアジア文庫さんがやっている大賞だったと思います。お知り合いの人が昔書いたおしっこをすることに性的興奮を覚える女の子の幽霊の短編がこのたび賞を受賞し、その方がプロになるという悲劇が起きました。
このお話を読んで、その作品をアリアリと思い出した一匹のケモノがここにいます。
そして思いました。
物書きはHENTAIであると!!
何というか、これを消さない運営さんに漢気を感じてしまうのは私だけでしょうか?
たぶん運営さんも基本HENTAIな気がしてしまう自分がいます……。
あと、ライトノベル作法研究所という投稿サイトをふと思い出した自分がいました。投稿サイトで企画があるたびに、便器に転生した魔王や、主人に恋するオナホール、ヒロインのパンツを頭から被りパンツ作りの真理を会得する青年などのHANTAI作品が投稿される強者サイトです。特にファンタジア文庫の編集さん達には一度企画を覗いて欲しいと思うこともありますが、無理ですよね……。
たぶん、カクヨムにいる一部のユーザーさんはラ研と波長が合うと思います。
PS 作者様へ
レビューでは作品を褒めることが基本スタンスになっていますが、この作品を読んでドン引きした自分がいました。運営にある意味戦いを挑んでいるその姿勢と尊敬の念を覚えているケモノがここにいます。
夜中にスクロールしてたら目が止まったんですよ。何だよこれ……って思って開いたんですよ。何だよこれ……って思って読んだんですよ。
笑っちゃうんですよ……。
下ネタ全開、くだらないのにおかしくて。中学生の頃にタイムスリップした気分です。中学生の私が大爆笑してます。ほんっとくだらないですよ。でもさりげなく上手いんですよ。こんだけ弾けておいてタイトルは至ってシンプルなのがいいですよね。
何か色々と問題作な感じがありますので、人には勧めずおひとりで楽しみましょう。家族から隠れてこっそり観るアダルトビデオのような作品です。
キラーオナホール面白かったよ! なんて言えませんもん……でも悔しいビクンビクン、面白かったんです。
新都社出身ということ、で、面白いものが正義という毛色らしい作品でした。
もう笑わせる為に使えるものは全て使ってしまえと言わんばかりに、あれやこれやと卑怯なくらい飛び道具が……
途中、何度笑いをこらえながら「いい加減にしないと怒られるぞ!!」とひやひやしたか分かりません。
これは完全に個人的な感想であり、恐らく僕だけだと思うので共感は求めていないのですが、何故かカ◯ジのナレーションのような声が茶々を入れるんですね。
本当にお行儀の悪い作品なのですが、本当に面白いんです。
面白いが正義。そんな信条をありありと感じさせるこの力強い作品、ぜひ一度触れてみてはいかがでしょうか。