第17話 あとがき
「20年後にはスーファミがゲームボーイの大きさになって、
どこでも遊べるようになっているはずだ!」
「ばかを言うな!カラーだとバックライトが必要で電池の消費が多いから、
10分くらいしか遊べないよ!そんなの無理だ!」
「そうかもな。それに、スーファミの中身を、
どうやってゲームボーイの中に入れるんだ?」
「それは技術の進歩だ!」
「そんなこと言うならその技術の進歩で『どこでもドア』とか、
タイムマシンもできちゃうじゃねーか!」
「そうだ、そんで、カセットをいちいち取り換える必要は無くなる!」
「はぁ?意味がわかんねぇんだけど?」
「本体の中にゲームのデータを入れるんだ」
「どうやって?どこに?」
「本体に記録できる装置が入ってるんだ」
「なんだそれ?『どこでもドア』並みの夢じゃねーか!」
「まぁ、そうだけど、そんなのが出たら欲しいだろ?」
「そりゃ、百万円出しても買うよ。本当にそんなのが出たらの話だけどな」
小学生の頃、登下校時によくこういう話をしていました。
そして、その「夢」は、それから十年も経たずに、
子供でもなんとか払える金額で叶えられるようになりました。
技術がどのような方向に、どの位進歩するのかということは、
まるで予想できないものです。
ほとんどのエピソードは、仕事の合間に思いついたことを一発書きして、
そのまま公開したものです。
文章を整えないことで、後から読んだ時に、書いた時の心の状態を、
思い出せるのではないかと思いそうしました。
心が乱れていたり、意欲をなくしていたり、
出所不明の幸福感に満たされて、
おかしなテンションになっていたりということです。
乱文の理由はそれであります。大変申し訳ございません。
また、全て自分で体験したことが元になっています。
だから整合性や合理性に欠けるとりとめもない話が多かったはずです。
しかしながら、人間って、あまり合理的に行動しないんだなぁと、
書いている最中に思いました。
そして、誰も読まないかもしれないけど、もし偶然読む人がいたら矛盾点や、
ダメ出しでもしてくれたらそれを肴に酒でも飲もうと思い、
誰でも読むことが可能な状態にしてみました。
自分では、恥ずかしくて、未だ読み返す気にもなりませんが(笑)
しかし、こんな話を読んで、温かいコメントをくださり、
フォローまでしてくださる方々がいたことに驚き、心が洗われるようでした。
本当に感謝しております。
芸無(げーむ) たま川しげる @TamagawaS
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます