ハピネス・ワールド
玉露小路
第1話 脳マネジメント
200X年、脳マネジメントによって
ここは脳
『潜在能力344、Bランクです。』
この国では成人の
◇
先日、本年度成人の
結果を受けて盛り上がる成人の話し声は、聞きたくなくても耳に入ってきた。
「お前、結果どう?w」
「ギリギリCランク、やっべー」
「まじでwwwやばいなwwwww」
「笑いごとじゃねぇよ!人生かかってんだぞ、ったくよー」
「授業サボってガチャ回してっからだよwww」
「そういうお前はどーなんだよー」
「余裕でCなんだなこれがw」
「ふざけやがってちくしょー」
つまり、成人が受ける初回の
◇
スコア100以下のDランク
スコア100以上200以下のCランク
スコア200以上400以下のBランク
そして、スコア400以上のAランク
俺の測定結果はBランク、よって職業は専門職が斡旋されることになるだろう。
さっきの成人たちはCランクと言っていた。Cランクは一般職だ。
ちなみにAランクは、高度な専門職。Dランクは単純職だ。
◇
脳
『Bランク以上の超国民は、
白いドアがゆっくりと開く。
さて、俺の
ハピネス・ワールド 玉露小路 @gyokurok
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