文字を聞く

静寂の中の水の波紋。

波紋のように、きっとすぐに消えるのでしょう。
会話の中の静寂、終末の子守歌。

何かの例えのようにも思え、
色々な事を想像してしまうけれど、
何が正しいのかなんて、一つも解けない。
答えるものは、もう何もなくなってしまうのだから。

透き通るように美しく、どこか儚い、
読むのではなく、『聞く』詞(ことば)達。