林田の世界がハッピーならいいのに(砂が崩れる感触)
- ★★★ Excellent!!!
千葉さんの作品を新しいほうから順に読破していました。よかった、この話は主人公にちゃんと友達がいるぞ、しかも仲良さそう!と思っていたらこれだよ!!!ひどいよ!!!!(誉め言葉)
とても出来の良い日本酒みたいなもので、飲み口が軽いからするするいけちゃう。でも摂取してるのは高度のアルコールなわけで、気が付いたら内臓が分解できなくなってて立ち上がれなくなる。千葉さんの文章はいつもそうです。でもグロッキーになって床に臥せながらも、私はとても温かな読後感に浸っています。
ありがとう、この小説を読めて幸せです。大好きです。