すごくよかった!
面白かったです!
こんな二行で済ませていいほどぬるい内容じゃないんですけどね…。
つまり簡単に言えば僕の形容力が足りなくてこの感動をいかに表現したらいいのかが全くわからないのです。
ホントに許して。
結構字数的には分量はあったんですけど、さっと読めました(二時間かかったとは言えない)。それだけ面白かったってことです。
いやね、エメルちゃんかわいいwwデュフフwwとかそういうことではなくて、純粋に、なんというか胸が苦しくなるような、そんな文面でした。ホントよかった。
…今思ったんですけどよかったとか面白かったとかしか言わないですね僕…。
最後に
一応僕も放送に携わっているものとして、これだけは言っておきたい。
おのれJASR◯C(筆者の近況ノート参照)
とにかく面白い作品です。
何というか、もう書籍化レベル云々というか、もうすでにベストセラーされている本といわれても不思議じゃないレベルの面白さ。
というか、なぜ日間に今まで載らなかったのか不思議な作品です。
物語的には王道といってもいい懐かしさを感じさせる作品だが、そこがいい。素直に物語に入り込めるし、感動し泣ける。そして読み終わった後の爽快感というか後味がいい。
よく泣いたり笑ったりすると、身体に良いと言われるからこの作品を読んで、泣いて笑って健康になって欲しい。
しかもこの作品、安心の完結済。一気に最後まで読んで、この夏の暑さを吹き飛ばして欲しい。
歌を愛しているが自分に自信が持てずにうずくまっている少女エミル。
愛したアイドルに裏切られたデブでオタクな日本人デイブ。
自分の理想と現実のギャップにもがき、2人に嫉妬と憎悪を燃やす少女リアンゼル。
この3人を主軸に織りなす『戦うシンデレラストーリー』です。最初は全然ダメダメなエメル。声は出ないし、人に見られることですら恐怖を覚える始末。しかし、日本人デブオタ『デイブ』は見よう見まね、非常にエコノミーなプランで彼女にレッスンをする。彼女は果たしてダイヤモンドになれるのか!? リアンゼルとの対決の結果はいかに!? そして、デイブとエミリの仲はどうなるのか!?
この先がいよいよクライマックス。彼女と一緒に夢を見たい方は是非読んでみてください。
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以下感想です。
特に地下アイドルのファンはみんなデイブみたいな気持ちなんだろうなと思います。自分はあの輝いた舞台には立てない。だから、せめて彼女たちにはその輝く舞台を見て欲しい。自分の代わりに。でも、自分は結局彼女たちにはなれない。だから、夢が叶おうとするときに寂しさと喪失感を感じてしまうのだろう。夢が叶う瞬間が夢の終わり、この物語を読んでいて思わずそんな言葉が頭に浮かびました。キモオタが主人公と言う稀有なストーリーでかなり自己投影して読ませて頂きました。