BADエンドの良さが分かるひねくれ者へ

 ゲーム制作を行い、BADエンドばかりのシナリオを書き、友人からこの感性を理解してもらえず、猫を飼っていた学生生活を送っていた私には、この作品の主人公に共感し感情移入する他なかった。
 シナリオのテンポはまったりとしているが、少しずつ新たな展開に発展していき、徐々に話の世界に溶け込んでいく、死生観をさらっと差し込んでおり興味深い作品。
 BADエンドへの理解やゲーム制作への理解がない方でも、日常パートの方が多い為、寧ろまったりした作品を好む方や猫好きの方にオススメです!もちろんBADエンドを作ってしまうひねくれ者にもオススメです!