思いもかけない展開が、ワクワクした。期待している事は、読んでいて情景がはっきりと思い浮かべられたら、よりグット。
かつてこれほどまでにゴブリンに追い詰められることはあったでしょうか。記憶の限りにおいては思いつきません。奴らは知恵を持ち、腕を磨いて隊列を組んで攻め入ってきます。前半での攻防戦は手に汗握ると…続きを読む
祭の日、突然街を襲ったゴブリンの軍勢。ただし、奴らは闇雲に押し寄せてきたわけではなかった。軍陣を整え、策を練り、周到に計画された侵入作戦にのっとって、深く静かに侵攻してきたのだ。 邪悪で欲望剥…続きを読む
帝国や亜人といったファンタジーの基本要素をきっちり抑えつつ、それらを物語の中で上手く引き立てている点にまずググッと惹かれました。また、巧みな筆致が随所で際立ち、その場の情景が浮かんでくるような迫力…続きを読む
本作で描かれるのは、知恵あるゴブリンとそれらに襲撃されたとある街の人々による決死の攻防です。 RPGなどで雑魚敵として用意されるゴブリンが? などと侮るなかれ。人よりも強靭な肉体を持つ連中が軍隊…続きを読む
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