★
0
概要
その写真を、決して現像してはならなかった。
一九九二年、北海道。昭和三十九年に建てられた古い家で暮らす佐伯一家は、ある日、家族三人で記念写真を撮影する。しかし、現像された写真には、見覚えのない白いワンピース姿の少女が写り込んでいた。その日を境に、家の中では水の滴る音、激しく揺れる扉、明滅する電灯、深夜に響く謎の足音など、次々と不可解な現象が発生する。七歳の息子は、少女が以前から家に住みついていると語り、母親の命を脅かす不気味な言葉を口にする。恐怖に追い詰められた一家は、霊能力者・間宮響子に助けを求める。調査を進める響子は、少女が昭和四十年に行方不明となった佐伯由紀子であることを突き止める。しかし、古いアルバムに残された一枚の写真が、響子自身の封印された記憶を呼び覚ます。少女たちの死に隠された忌まわしい真実。そして、写真を通して現実世界
いつも応援ありがとうございます!
おすすめレビュー
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?