概要
大正15年製の碍子12万個。回収率100%になると最後の1個が神になる
碍子(がいし)とは。陶器などの素材で作られ、電線を支えながら電柱や鉄塔へ電気が漏れるのを防ぐための絶縁器具。
大正15年、ひとつの金型から121,400個の碍子が生まれた。100年後、碍子は付喪神として目覚めた。
神格の総量は型ごとに決まっている。12万で割れば、1個の取り分は無に等しい。だが国の無電柱化事業が、それを1本ずつ抜いていく。分母が減れば神格はどんどん濃くなっていく。
品質保証部、東雲に回ってきたのは、その回収の管理。突然現れた巫女装束の彼女は驚くほど協力的だ。彼女は名乗った。「31,000分の1」と。
9/22 第1部 碍子編 了(53,000字)
9/30 第2部 郵便差出箱編 了(31,000字累計84,000)
10/ 9 第3部 信楽焼編 了(5,300字累
大正15年、ひとつの金型から121,400個の碍子が生まれた。100年後、碍子は付喪神として目覚めた。
神格の総量は型ごとに決まっている。12万で割れば、1個の取り分は無に等しい。だが国の無電柱化事業が、それを1本ずつ抜いていく。分母が減れば神格はどんどん濃くなっていく。
品質保証部、東雲に回ってきたのは、その回収の管理。突然現れた巫女装束の彼女は驚くほど協力的だ。彼女は名乗った。「31,000分の1」と。
9/22 第1部 碍子編 了(53,000字)
9/30 第2部 郵便差出箱編 了(31,000字累計84,000)
10/ 9 第3部 信楽焼編 了(5,300字累