※読み合い企画からのレビューです
主人公だけでなく、主人公のお婆ちゃん(not実祖母)、さらにはシャッター商店街まるごと異世界転移してしまって──というエキセントリックな導入から始まる本作品だが、ただの一発ネタではなく、非常に愛に溢れた作品だ
転移してしまった商店街は、シャッター商店街
言わば、すべてが閉店して"死んだ"商店街だ
商工会議所の職員であった主人公は、この商店街に育まれた
この商店街を盛り上げようと、必死で頑張った
だからこそ、商店街は彼に報いるように、共に異世界へと転移したのかもしれない
もちろん、物語的な面白さもある
誰かを仲間にし、その仲間に店を預けることで、その店舗は息を吹き返すのだ
店を解放するたび、商店街は活気づき、生き返っていく
まさに、商店街に対する愛に満ちた作品であると言えるだろう
他にも、コメディタッチな作風や、個性的な仲間たち、意外と熱いバトル要素など、どの方向から見ても面白い
読者諸兄も、この大狸商店街に、一度遊びに来てみてはいかがだろう
めっちゃ面白い!!
シャッター街が丸ごと異世界に、というワードに惹かれて読みましたが、とにかくキャラクターが全員魅力的!
王道ともいえる異世界を、孫ほどの年齢差がある2人が、何度かのピンチがありつつも全力で楽しんでいます。
ちょいちょい挟むばあちゃんの懐ネタが個人的にツボでしたww
そして文章が読みやすい!
シーンがスっと浮かぶし、テンポがいいのでするすると頭に入ってきます。
まだ10話ほどですが安心して読んでいられるので、即ブクマしました。
これから冒険の幅が広がっていくだろうし、グルメ展開や新たなキャラとの出逢いもあるのかな?
続きが早く読みたいです!
(ノシ 'ω')ノシ バンバン