概要
風の向こうへ。少女は草原を駆ける。
果ての見えない草原を、少女は愛馬とともに駆ける。
サラン、十七歳。
かつて魔獣の群れによって部族を散り散りにされ、家族を失った彼女は、十歳の弟テムルとともに草原を渡り歩いて暮らしていた。
住まいは小さなゲル。
財産は馬とラバ、わずかな家畜。
生きるために馬を走らせ、獲物を狩り、ときには部族同士の争いに加わって報酬を得る。
国境も、王も、サランには遠い存在だった。
彼女にとって世界とは、どこまでも続く草原と、そこに暮らす人々の営みそのもの。
果てしない草原を舞台に
しかし、世界は騒乱の渦の中に——-
サラン、十七歳。
かつて魔獣の群れによって部族を散り散りにされ、家族を失った彼女は、十歳の弟テムルとともに草原を渡り歩いて暮らしていた。
住まいは小さなゲル。
財産は馬とラバ、わずかな家畜。
生きるために馬を走らせ、獲物を狩り、ときには部族同士の争いに加わって報酬を得る。
国境も、王も、サランには遠い存在だった。
彼女にとって世界とは、どこまでも続く草原と、そこに暮らす人々の営みそのもの。
果てしない草原を舞台に
しかし、世界は騒乱の渦の中に——-
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!草原で生きる兄妹の物語
草原を旅する少女サランと弟テムル、そして馬や山羊たちとの暮らしが描かれるファンタジーです。少し1話が長いですが、その分、草原の風景や馬との関わり方などが細かく描かれていて、実際にそこで暮らしている感じが伝わってきます。冒頭の競走では風や馬の状態を読むサランがかっこよく、次話では弟とのやり取りや山羊が加わったことで少し賑やかになる生活が良かったです。そして狩りに挑戦し、風走鹿を追いかける展開も面白かったです。特に「風と喧嘩するな」という言葉が、サランの過去にも関係していそうで気になります。派手な冒険というより、草原で生きる人たちの生活をじっくり楽しめる作品だと思いました。馬や動物、自然の中で…続きを読む