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少年ジャンブでは、人を殺すノートより先に、夢を叶えるノートが連載されていた


 ここしばらく、カクコン用のエッセイを書いています。予定としては、11月になったら連載するつもりです。カクコンを盛り上げる目的もありますが、初心者向けのカクコン攻略法がメインです。
 毎年、カクコン・エッセイは大勢の方が書かれるのですが、今年の各エッセイを読んでみると、雑感ばかりです。
 いや「今年は出ないつもりです」とか書かれても、カクヨム初心者の方は困りますよね。

 というわけで、新たにカクコンのエッセイを書いています。
 二年前に書いた『カクコンの☆』でもいいのですが、コンテストって毎年細かい変更や変化がありますので、細かい訂正が必要。
 めんどくさいので一から書き直しました。




 そりゃそうと、ここからが本題ですが、『キングオージャーVSキョウリュウジャー』について語っておいて、実写版『ウィングマン』について語らないわけにはいかねえ。
 『ウィングマン』の放映は今週から放送スタートしています。

 連載当時から原作を読んでいた身としては、『ウィングマン』の実写化なんて、夢のまた夢だったんですが、そんなこと実現するんですね。ドリムノートは実在したのかと思ってしまいます。

 1980年代の原作を2020年代に実写化するので、実に40年のタイムラグがあり、とうぜん当時とはいろいろがちがう。
 そこをきちんとリブートさせていて、そのくせ異様に原作っぽい。さすが原作者の桂正和さんが制作にがっつり口出ししているだけあり、さっこんの原作改変問題どこ吹く風。

 だれかが気を使ってやるよりは、ぼく本人がやれば、古いファンも納得するでしょう、とのことだが、あまりにも見事すぎる。

 プロット自体はずいぶん違うのに、抑えるところがきっちり抑えられていて、原作感が凄い。その上で、現代の特撮ヒーローものとして完璧に成立しているんだから、素晴らしい仕事です。

 キャストも原作まんまというわけではないのに、異様にそれっぽい。アオイさんとか美紅ちゃんとか、そして福本の再現度!
 動きも良い。アオイさん役の加藤小夏さんの倒れ方とか、健太役の藤岡真威人くんの異様にキレがいい変身ポーズとか。
 坂本監督も、さすが藤岡弘さんの息子さんと絶賛していたが、いや想像以上。歴代最高峰じゃないのか、あれ? 素麺の悪裂ポーズはもうやらないんでしょうか……。

 そして、ちょっと、「おっ」と思ったのが、健太がドリムノートにウィングマンを書き込むシーンのBGMがアニメ版のオープニング。しかも、彼のお部屋はちょっとした特撮博物館。

 何と言っても第一話でツボったのが、意識のない異次元コスのアオイさんを自宅のベッドに寝かせた健太が、「ぐふふふふ」と笑いながら言ったひとこと。

「この子も相当好きだな(特撮が)」

 あの状況で、その反応するのは、すべての並行宇宙まで範囲を広げても、広野健太だけ(笑)


 いや、しかし。第一話の出来がいいと、どうしても気になるのが、どこまでやるのかですな。
 ソーラーガーダーは出るんでしょうか? ウイナァ・ウイナルドは? ウイングガールズは? せめて美紅ちゃんの新体操だけでも……。

1件のコメント

  • るしあん@猫部さん。
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