今年は、『獣電戦隊キョウリュウジャー』の十周年なんですね。10 YEARS AFTERということで、恒例のVシネマが作られました。
ちょうど前作戦隊の『王様戦隊キングオージャー』で、キョウリュウジャー・コラボ回があったので、それとリンクして『キングオージャーVSキョウリュウジャー』という企画になったみたいですね。
視聴しましたが、テレビ版の『キングオージャー』コラボ回を観てないと意味不明だったり、また内容もイマひとつな印象なんですが、正直まったくもって素晴らしかった!
テレビ版キングオージャーのコラボ回では、ダイゴと弥生が出てなくてちょっと寂しかったのですが、反面、芸能界引退したアミィが来てくれて、本放送当時は頼りない印象だったソウジが一人前の戦士に成長していて、それだけでも胸に熱いものが込み上げてきました。
そして、満を持しての十周年Vシネマでは、ダイゴも弥生もきちんと出てきて、完全復活。しかも、トリンも鉄砕もラミレスもちゃんとオリジナル・キャストが声をあててます。さらに、チョイ役で山下真司さん呼ぶかよ!
特に良かったのが、やっぱり桐生ダイゴ役の竜星涼さん。
当時の髪型で当時の衣装で、もうまったく十年の時間を感じさせない。そりゃ確かに、キングが歳取るとは思えないけれど、体現するのは凄いっす。笑っちゃうくらい、あのころのまんま。
また、弥生役の飯豊まりえさんは、TV版撮影後のキャストの食事会に来てくれて、そこで坂本監督にクレームつけたそうです。
「あたし、呼ばれてないんですけれど」
これ、『仮面ライダー電王』十周年イベントに電話で飛び入り参加した佐藤健さんと同じセリフです。正確には、「呼んでよ」ですが。
これ2007年のことですが、今だったら松本若菜さんも呼ばれてないな(笑)
にしても『キョウリュウジャー』十周年。
竜星涼さん、飯豊まりえさん、塩野瑛久さんが出るのは凄い。3人とも今季ドラマの主演俳優ですよね。と、同時にかつての戦隊メンバーが現役で活躍しているのがすごく嬉しい。