作中で登場したストライクガンですが、これは近接戦闘用の特殊なカスタムガンになります。
CQB、すなわちクロス・クォーター・バトル、狭い場所での戦闘を意識したものになっており、室内に立てこもったテロリスト制圧を目的とした対遊撃用銃器といった感じですね。
ただし、実際に使われているという情報はいまのところありません。
日本ではアニメ『リコリス・リコイル』の千束が、デトニクスのストライク・カスタムを使用していたので、似た感じの銃はご存知という方もいるかもしれません。
画像は、うちにあるガスガンを撮影したものです。特徴はなんといってもミートハンマーみたいなマズルガードと、銃把から突き出たストライク・スパイク。このスパイクが箱に入れるのに邪魔になるんですが、使えるんです!
で、作中で一徹が使用する『ストライクガン・デルタ』ですが、こちらは架空の銃です。
ストライクガンは、CQBカスタムなのですが、そのベースガンは、1911(いわゆるコルト・ガバメント)です。すなわち、45口径。
ですが、作中で一徹が記憶を失う前に発注したものは、10ミリ口径。すなわち、ベースはデルタ・エリート……なのかな? このあたりの細かい設定はありません。
ネットで調べると、ストライクガンを作ったガンスミスの名前が「アラン・ジッタ」となっている場合がほとんどですが、誤謬のようです。正しくは「アラン・ゼタ」ではないでしょうか。
これに関しては、コンバットマガジン1994年9月号の記事に本人インタビューが掲載されており、ご本人談として、「ジッタと読まないで」との記載がありました。