きのうの土曜日。お休みだったので、埼玉県の和光市まで行ってきた雲江斬太です。
和光市。
埼玉県といっても、板橋の隣、練馬の北にあります。が、和光市駅の周辺にはとくになにもありません。マクドナルドすらない。
引っ越す前はここに住んでたんですけどね。
ちなみに和光市駅、地下鉄有楽町線のY-1であり、地下鉄副都心線のF-1、つまり2つの線の始発駅であるにもかかわらず、東京メトロの職員が常駐していません。東武東上線の職員しかいない。
だもんだから、メトロの券売機では切符の販売しかしていません。ICカードにチャージすらできないという不便さ。
当然メトロの「24時間乗り放題切符」も、和光市で買うと切符で出てきます。ICカードに登録されないという不便さ。
ちなみに、チャージは東上線の券売機ならできます。
そんな和光市で、唯一おすすめのスポット。
「中丸隘道」!
え、それなんだって?
下の画像にある地下道です。これは東武東上線と地下鉄メトロの有楽町線、副都心線の線路をくぐる地下道なんですが、ちょっと寂れています。
なぜなら、このすぐ横を、外環自動車道が通っていて、まあこの外環というのが、地面に掘られた半地下の高速道路になっていて、これが同じように線路をくぐっているんです。で、その左右に歩道として、線路をくぐる地下道があります。地下道といってもトンネルになっていなくて、見上げれば空が見えるんですけどね。
つまり、ここには、線路をくぐるための地下道が3つあることになります。で、この3つ目、というか正確には一番古い中丸隘道なんですが、暗くて長いので、みんな使いません。が、階段がなくて、自転車で走れるので利用する人もいるかな。
さて、この中丸隘道。画像を見てピンときた方いますでしょうか。
そうです。特撮のロケ地にめちゃくちゃ使われています。
『仮面ライダー電王』の第1話で、不良に絡まれた良太郎が財布を奪われるのがここ。
『特命戦隊ゴーバスターズ』で、レッドバスターとピンクバスターが戦うのがここ。
ちなみに、ピンクバスターは、公式ではなくて、アバレピンクとおなじ非公認戦隊員です。別名、新川優愛さんの黒歴史。
とまあ、水戸キナ子が案内しそうな特撮ロケ地だけ紹介して和光市の話を終わります。
で、本日は、新作のプロット、がっつり作ろうと心に決めてたんですが、午前中ふと思い立ってサイドテーブルを買いに行きました。
ぼくはここ何年か、コタツに座椅子でパソコンに向かっているんですが、「そうだ、ベッドの高さにあるサイドテーブルを買えば、ベッドに腰かけた状態で小説書いたり、プロット書いたりできるんじゃね?」と思い立ち、ニトリで購入。1790円(税込み)で買ってきました。もちろん持ちかえり。
いまこの近況ノートも、そのサイドテーブルで書いています。
うん。快適です。これでさらに執筆活動が捗りそうです。
そういえば、東映公式さんのユーチューブ。今回は先週の『仮面ライダー・ゼロワン』の神回につづいて、『仮面ライダー・ビルド』が公開されたんですが、なんか微妙な回ですねー。ま、武田航平さんがカッコいいから許すか。
そして、本日、プロットの書き方について語った記事を近況ノートにサポーター限定で公開しました。
なんかあの、だれかが近況ノートをアップしたのを通知でみて、読みに行くとそれが限定ノートで読めないって言うの、腹立ちませんか? それってぼくだけですかね。
ということでぼくも、限定ノートを公開してみました。サポーターいないけどな。それ以前に、ギフト送れない設定になっているけどな。
ということで、やっと本題に入りますが、本日良い環境を得て、めちゃくちゃプロットが進みました。アイディアもがんがん出た。こんなにきっちりプロット書いたのは久しぶりです。
ちなみに、紳士のノートって、ちょっと良い紙質のノートに、初代のカクノ極細で書いています。インクは、パイロットの「天色」。もうすぐなくなるので、つぎは「孔雀」を使う予定。
で、このお話なんですが。
自分でも面白いかどうかは分かりません。いろいろ試行錯誤もしています。
で、新作の異世界ファンタジーなんですが、いまちょっと考えているのは、自由間接話法で書こうかなと思っていることです。
つまり、一人称と三人称の混同したあれ。
これ、翻訳物の小説では普通にあるんですが、日本では一人称と三人称を混同してはいけないというインターネット・ミームがあるため、基本禁止されています。読者がではなく、編集者が禁止しているのかな?
そしておそらく、カクヨムで自由間接話法の小説を公開すると、きっとコメントで、間違った小説の書き方をしているぼくに、親切な人が正しい書き方を指導してくれることでしょう。
が、書き手としてのぼくがものすごい影響を受けた作家ロバート・ラドラムは、この自由間接話法の名手。いずれは手を染めたい文体ですね。
が、現状日本ではこの自由間接話法が弾圧されているのも事実。そこでぼくは、隠れキリシタン的に、バレないように一人称と三人称をまぜた文体をふだんから書いているんですが、それらが指摘や批判のコメントをもらったことは、現段階ないんですよね。
バレてないのか、みなさん、お目こぼししてくれているのか?
ぼくの作品のなかで、隠れ自由間接話法で書かれた代表が、『ときめき☆ハルマゲドン』です。
『ときハゲ』は各エピソードの小見出しで視点キャラを示唆し、そのうえで三人称にまじえて一人称描写を入れています。
この一人称描写を、次回作ではもっと強くしてみようと考えているんです。ある小技を駆使して。
まあ、新作はまだプロット段階ですので、それがどのような形になるのかはまだ分かりませんが、『ときハゲ』とちがって、つぎの作品は、視点キャラはどうせ一人の予定です。
だったら、一人称で書けよという声も聞こえそうですが、『戦闘描写講座』でも書きましたが、格闘ゲームは横視点が絶対。すなわち、一人称より三人称の方が迫力があるんですよー。←個人の感想です。
というようなことを胸に秘めつつ、このあともプロット作ります。ぼくはいま作品に、もう後戻りできないところまで入り込んでいます。こういうの、なんか久しぶりです。
面白い物が書けるといいな。でもきっと、この深度。書き終えたらバックファイヤーが来そうで怖い。