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次週予告「カーニヴァル・エンジン戦記3 惑星ナヴァロンの狙撃姫」


     ☆☆☆☆☆


「ワルツ司令、ちょっと相談があるんですけど」
「な、なんの用ですか?」
「狙撃姫モーツァルト・ジュゼル、梟眼シュバルツ・マイザー、速射卿ヘックラーに雷撃ザイデルと。みなさん何やら名前のうえに肩書きがついてるみたいなんですが、ワルツ司令の肩書きはなんなのかな?と思いまして」

 ワルツはぷいと横を向いた。

「わたしの肩書きは大したものではない。わたしはこの通り目も悪いし、射撃も下手だ。だから大した肩書きはついていないのだ」
「どうしても気になってね、モーツァルトに聞いちゃったんですよ……」



     ☆☆☆☆☆


 補給を受けた人形館軍の総攻撃にさらされる要塞セスカ。これを迎え撃つナヴアロン側の武器は三つ。
 ヨリトモの『フック』と、ベルゼバブの左拳と、そしてもう一人の天才。

 「2 バクシンさん」は11月20日の公開です。

10件のコメント

  • うおおおっ!!
    予告が始まったんですか!? 

    やっぱいいですね、と思ったんですが……。

    余計に気になる( ゚Д゚)!!
    え!? ワルツ指令の肩書き!? それにもう一人の天才……

  •  予告、案外いいですよね。なんか自分で書いていて楽しい。

     え、余計に気になる? でも、いい場面で、ネタバレしないように書くと、こうなります。
     ちなみにワルツと会話しているのは、ケメコなんですが、未登場段階だったので、だれだか分からないように口調をいじってあります。

     そうなんですよ、ワルツ・クエイサーには、みんなと同じ肩書(ふたつ名って改稿しようか迷って、そのままにしてあります)が、実はあるんです。

     ふふふ、人をじらすのは、ちょっと楽しいですねえ。
  • こんばんはです。
    「“不器用さん”が亭主をつとめます!」に素敵なレビューをありがとうございました。
    私が作品で伝えたかったことを的確にレビューに入れて頂けて、もう頭が上がりません。
    茶道を扱った作品が少ないことも初めて知りました。「茶道」のタグで検索したら、今のところ7作品のみ。自分の作品がすぐに出てきて恥ずかしかったです。
    とにかく、ありがとうございました。
    カクヨムコン頑張って下さい。
  •  紺藤さん、こんばんは。

     わざわざありがとうございます。
     レビューなんですが、これがちょっと苦労しちゃったんですよ。他の人は、さすがにスマートに書いているなー、と感心しました。

     キャスティング、湯花奈は、森川葵さんでしたか! そこは当てたかった。森川葵、好きなんですよ。でも、役ごとに顔が変わると言われているから、彼女を当てるのは至難の技ですね。

     そして、お姉ちゃん。こっちはもう完っ璧に戸田恵梨香さんでした。もう声が耳元で聞こえるくらいでしたね。

     え、「茶道」タグで7作品も出ますか。あとでチェックしてみます。
  • こんばんはです。
    私だったら、星だけ入れて「申し訳ない」と思ってもレビューを諦めているかもしれません。
    私が書きたかったことをレビューの形でアウトプットして下さったのは、斬太さんともうひとりだけです。今のところ。
    多角的な解釈や感想があるのは当然嬉しいですが、正鵠を得る解釈や感想も嬉しいです。
    脳内キャスティングについても同様のことが言えます。読者様の好きなように想像して楽しんで頂くのが一番ですが、俳優さんのイメージが読者様と合うと、嬉しくなります。読者様と感性が似ているのか、私の思考を読者様に把握されているのか、私が登場人物を描写できているのか、定かではありませんが。

    最初に脳内キャスティングが確定したのは、お姉ちゃんでした。
    戸田恵梨香に似ている女優さんを探していたら、「バカボンのパパより馬鹿なパパ」に出演されていた森川葵さんの横顔が戸田さんに似ていて、湯花奈のイメージが確定しました。
    声低めでサバサバしたお姉ちゃんと、甘い声の妹という感じで、ありかな、と。

    森川さんについては、「表参道高校合唱部」も「先に生まれただけの僕」も見ていたのに、当時は認識していませんでした。お恥ずかしながら。
  •  紺藤さん、こんばんは。

     レビューは、読み終えてすぐに書けば良かったんでしょうが、一日二日開いてしまいまして。となると、途端に難易度が上昇する。
     もちろん、★だけいれて、さよならーってこともあるでしょう。ええ、ありますね。

     脳内キャスティングに関しては、読み手側としては、作者様のお遊びであると、大人の理解で一歩引いて楽しむ必要がありますね。
     やはり読んでいるうえで、自分のイメージというのがどうしてもあって、掃部はどうにもこうにも志尊くんだった(笑)。それは仕方ない。読むたびに、あの顔が出てくる。これはもう個人的な好みもあると思います。ある小説で、志尊くんを思いっきりキャスティングしたことあるくらいですから。

     でもやはり、戸田恵梨香お姉ちゃんくらい見事にそのキャラですと、いっそ爽快ですね。それほど、女優としての個性があるというこてなのでしょうか。

     レビューで、書き手の伝えたかったことを的確に指摘してくれている、とは、何度か言われたことがありますね。ぼく自身としては、あまり自覚はありませんが。
     ただ、人や物をけなすのは簡単。でも、褒めるのは難しい。きちんと理解できていないと無理だから。
     こと小説に関しては、そういう読み手でいたいと、常々思ってはいるのですが。
  • 私が傲慢でした。
    大変申し訳ありません。
  •  おや? なぜに謝罪?

     すくなくとも、ぼくがなにか不快に感じている部分は、ないのですが。
  • 昨日は独りよがりなコメントをしてしまったと思いまして。
    もっと謙虚でいなくてはならないと反省しております。
  •  ああ、なるほど。言わんとしていること、理解したつもりです。

     むかしお茶道具屋に勤めていた時、上司がこうこぼしていました。

    「いまは、職人になろうという人がいない。みんな作家になろうとする」と。

     まあ、われわれ作家として、ここに来ているのですから、多少の傲慢、上から目線も有りなのではないでしょうか?
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