本日は抗ガン剤と放射線の併用治療が終わってから二度目の診察。
血液検査の結果、腎臓の数値が非常に悪くなっていたのだが
まあ抗ガン剤の影響だろうと様子見。
次は月末にCTスキャンの撮影がある。
それまでは自由だ。
四月に入るとまた通院通院でバタバタする予定ではあるものの、
しばらくはのんびりできる。
ただこの一週間、時間はあったがのんびりできたかと言えばそうでもない。
まる二ヶ月間自分に強いていた習慣が一週間や十日で解除されるはずもなく、
何ら生産的なこともできないままボーッとしていた。
一応うっすらとアイデアらしいモノは浮かんでいるのだけれど、
果たしてそれを形にできるかどうかはまだ不明。
何とか頑張りたい。
しかしアレだ。それよりも何よりも、今日は鳥山明氏の訃報がショックだった。
この情報をYouTubeで目にしたとき、思わず声が出てしまった。
決してコミックスを買い集めるほどのファンではなかったのだが、
それでも私の少年時代に氏の作品は間違いなく刻み込まれている。
思えば生まれて初めて「一つの時代が終わった」と感じたのは
手塚治虫氏が亡くなったときだ。
そしていま、また一つの大きな時代が
ガラガラと音を立てて崩れ去って行く感覚がある。
創作者が亡くなっても作品は永遠に残る、
などと利いた風な口を叩くのは簡単だが、この喪失感が埋められる訳ではない。
今日は無闇に頑張ろうなどと考えず、おとなしく寝た方が良かろう。
鳥山明氏のご遺族には心よりお悔やみ申し上げる次第。