「東京創元社×カクヨム 学園ミステリ大賞」の中間選考発表は
当初11月中の予定だったが、12月中に延期するとのアナウンスが本日あった。
そうなりそうだなと思っていたので驚きはないが、少し残念。
自分の作品が選考を通過していると確信している訳ではない。
でもそれくらいの気持ちがないと公募には出せないわな。
まあクリスマスプレゼントがあるかも知れない、くらいの気持ちで待つとしよう。
それはさておき、こないだCTを撮って今日診察だったのだが、
下顎に腫瘍ができている。普通に考えれば上顎にあったガンが転移したのだろう。
転移が下顎だけなのかどうか、今度PETーCTで全身を検査する。
転移が下顎だけなら手術か放射線治療かの選択に迫られるのだけれど、
もし複数の転移があった場合はどうなるのかな。
大きな腫瘍は切除して小さいのは抗ガン剤とでもなるのだろうか。
前回の手術は4月である。あれだけの思いをして、あれだけ苦痛に耐えて、
1年もたなかったというのは正直ちょっと心が折れる。
しかもまた頭部だ。脳に腫瘍ができるのもそう遠くないかも知れない。
それより何よりまた金が飛んで行く。
政府は年末までに7万円支給する、とかいう話も聞こえてくるものの、
1円も残さず全額治療費に消えるのは間違いない。
将来のことを考えると軽く吐き気がする。
そしてこれといった代表作も書けないまま物書きとしての寿命を終えるだろう
自分があまりに情けない。
だからといって心機一転、残った全精力を創作に注ぎ込めるほど
立派なメンタルはしていない。いま精神はプランプランしている。
何もやる気にならないのが実情である。
それでもあと一本、最後の最後に一本ちゃんとした作品が書けないものかと
頭を回してみてはいる。思いつけ、何か思いつけ。
何十何百もアイデアを出せと無理難題をふっかけている訳ではないのだ。
ダメで元々、何か一つ面白いモノが浮かんでくれれば。