寒い。十二月並みの冷え込みだというが、まだ暖房は付けていない。
湯たんぽを入れて布団をかぶってしのいでいる。
体調は良いとは言いがたいが、とりあえず平常運転ではある。
薬のおかげで睡眠時間は毎日タップリ取れているのだが、
毎日のように記憶に残る夢を見ているので
あまり熟睡はできていない気がする。
それはさておき、短編ホラーを書いた。
1500文字に満たない掌編。
「すずきん」
https://kakuyomu.jp/works/16817330666793850160ホラーと言ってもまあアレだ。
お化けが出てくる訳でもスプラッターシーンがある訳でもないので、
気楽に読んでいただければ幸いである。
いまこれとは別に、長編ファンタジーを試験的に書いている。
暴力衝動を暴走させずに暴力的な物語が書けるかどうかの実証実験だ。
暴力衝動を暴走させても物語は書けるのだけれど、
あっという間にR18にまで突っ走ってしまう。
それでは発表できる場所が限られるし、書く方としてもあまり面白くない。
仮のタイトルは「妖銃」、妖銃とタイトルにつく長編作品はこれで三本目。
前二作を踏まえて、
より暴力的で読みやすい作品が書けないものかと試行錯誤中である。
別に暴力的な物語を至高と考えている訳ではない。
ただ、自分に書ける物語の間口はできるだけ広げておきたい。
「書けない」と「書かない」ではまったく意味が違うからな。
そんなこんなで、もう11月も半ば。年末年始がすぐそこに来ている。
どこぞのウサギではないが、時間がないという気持ちばかりが湧いてくる。
とにかくいまは、手を動かすしかない。何とか頑張ろう。