夢見里 龍

皆様にご愛読いただいております「後宮食医の薬膳帖」ですが、６月２５日に「４」が出版となります。
カクヨム、小説家になろうにて連載を始めたころはまさか書籍化という夢を果たし、しかもここまで続刊できるなんて想像だにいたしませんでした。ながいながい夢をみてるような、ほんとうに信じられないきもちです。
宜しければ、どなたか、私の頬をつねってください。


「後宮食医の薬膳帖４」はカクヨムでの連載をとうに追い抜いてしまっているため、ネタバレになるようなことはなにも書けないのですが、作者から御伝えできることがあるとすれば、

！！慧玲と鴆が本気で殺しあいます！！
　　
後宮にばらまかれる花吐きの毒疫、都で連続する猟奇殺人と虎になる奇病。食医を溺愛しつつ敵対する毒の皇太子の思惑。
遂に動きだす神話級の怪物の狙いは？
新たな皇帝となるのは悪しき民まで等しく救う「薬」か、服従せぬ民を排除する「毒」か？

表紙は夏目レモン様にいつもながらに素晴らしい絵を書きおろしていただきました。この絵がまた意味深で、果たして夢か現実かは皆様の眼で、本編を読んで確かめていただければ幸甚です。

さて、そんな記念すべき「４」の発売日がせまるなか、KADOKAWA様がサイバー攻撃により大規模なシステム障害に見舞われました。
公式サイトは停止、紙書籍、電子書籍ともに受注停止、物流遅延、出荷数減少という事態となっております。
現段階では解らないのですが、「後宮食医の薬膳帖４」もこうした影響を受ける危険が非常に高いです。公式サイトが動かないだけでも宣伝にはかなりの打撃を受けており、今後どうなるのか、とても不安なきもちでおります。

ご予約いただいたものは確実に皆様の御手許にお届けできるとおもいますので、「後宮食医の薬膳帖４」を読みたい！とおもってくださる御方は各書店サイトにてお取り寄せいただければ幸甚です。
今後とも「後宮食医の薬膳帖」を応援いただければ、とても嬉しいです。

そして、自著だけではなく、現在このシステム障害の影響を受けている５月６月７月刊行のカドカワ出版の書籍のなかで、「読みたい」「読んだけどすごくよかった」「楽しみ」というものがあれば、今こそドンドン応援していきましょう。私もいち読者としてKADOKAWA作家を応援いたします！