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「故地奇譚」余章3.“あの人のこと――”

江間の執着はこの時点で既に。
死にかけてなお、向こうでの生活を喜ぶ理由です。

江間たち兄妹事情;
お母さんがものすごく美人で、ストーカーにつきまとわれてきた人。兄妹はその体質を受け継いだ、と。
被害程度は葉月≧江間>>>弟です。

余談ですが、この兄妹、モデルがいます。
うん、私と友人をやろうというだけあって、その人は一皮むいたらストーカーが裸足で逃げだす中身ですが、頭が良くて気が強くないと、いいようにしようとしてくる他人を跳ねのけらないという意味で、美人は美人でおそろしく大変です。

次回は、葉月視点で江間実家、江間の祖父と母登場です。

ではまた――ふと気づいたら三月、ひな祭りですね。
お雛さまを見ると、妙にドキドキする性質です。
買ってすぐのそれに盛大にぶつかって首を折って、セロテープでくっつけて証拠隠滅を図ろうとして、さらに被害を拡大させてド叱られたらしいので、多分その時のトラウマ。
で、昨日出かけた某所で立派なひな壇に遭遇――いや、もういい大人だからさすがに壊したりしないけど、と思いつつ、気付いたら大きく迂回してました。
あそこには確かにバリアがあった…!と今日もアホなことを呟いて、さようならです。
あなたの今日の午後は平和!でありますようにー。

2件のコメント

  • 連日投稿ありがとうございます。
    いつも読む一方で感想も残せず申し訳ありません。
    故地奇譚、すごく面白いです。
    いつも楽しく読ませていただいています。

    女性主人公では結構珍しい、主人公たちに優しくない異世界ですが、郁たちが納得できる結末が迎えられるといいなと思いつつ、これからも応援しています。
  • RINAさま
    こちらこそありがとうございます、ハート、毎回本当に嬉しく拝見しておりました。
    その上、故地奇譚へのお言葉――ものすごく嬉しいです……。実のところ、仰るとおりの世界観にあんな主人公たち=「…これ、読む人いる?」と思ってましたので(でもやる)、こうして楽しいと仰ってくださる方に出会えて、めっちゃくちゃ幸せです。
    あ、でも、感想とかお気になさらず。もちろん、いただけたらこうして「いやっほー!!」と叫ぶくらいに喜びますが、何かを「しなきゃ」と思うと楽しくなくなるので、どうか気楽に楽しんでやってください。
    郁たちの結末へのお言葉と応援も幸せです。それぞれ精いっぱい足搔いていきますので、引きつづき見守ってやっていただければ、最高に嬉しい!です。
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