続・私の海賊さん。
やっと主人公組が登場しました!そしてさっそく色々心配されてます。
これは嫌悪を示す方もいるのでは、と悩みましたが、二部はキャッチコピーの通り、家族をテーマに扱います。
故にセックスの話は避けて通れないし、性的同意は最重要事項です。
小説や漫画では互いの内心まで描かれますので、本気で嫌がってなければその描写があるかもしれませんが、現実ではそうではありません。
なんなら、創作物ですら結構省く。
恋人間でも、夫婦間でも、レiプは成立します。
今回の奏澄とメイズに関しては、築いてきた価値観が違うこと、メイズが恋愛童貞なこと(失礼)、ルールを重視しているのであって行為自体が吐くほど嫌なわけではないことなど、様々な要素が絡み合った&初犯なのでギリ許容(許してはない)という体でお話し合いに繋げています。
恋人間のことは二人にしかわかりませんので、周囲が理由を確認してから「これはセーフ、これはアウト」と判断できるものではありません。だからこそ、お互いの意思確認が必要です。
付き合いたてとはいえ、意志を無視されていることに変わりないので、奏澄はポーズではなくガチギレです。
相手が好きなことと相手の行動に対して怒ることは矛盾しません。
元々性描写関係は気を配っていたつもりですが、公開中の映画「SHE SAID/シー・セッド その名を暴け」を見て、改めて創作物であっても性暴力を肯定的に描かないと決意しました。
映画館で泣いていた女性たちは「私たち」です。
この話を書いたのは映画視聴前でしたが、今後もエンタメとのバランスを模索しつつ、誤解や嫌悪を与えないような作品づくりに尽力します。
既に色んな評価上がっていますので、良きレビューを見ていただければと思いますが、私も感想を少しだけ。
実際の暴力シーンは無く、メイン加害者の顔を映さず、視聴者に配慮されています。
記者の取材の仕方も、被害者を追い詰めるようなものではなく、演者の表情や声色含め気を配っていたように感じました。
芝居や構成も素晴らしく、男性が見ても理解しやすいのではないかと思います。
おそらく男性の方の感想で、「最初はこの程度で、と思った」というものがありました。
それが、サバイバーたちの証言を聞いて、どう変わっていくか。
創作に関わる方々には、是非見ていただきたいです。
カクヨムコン中にこの記事はめっちゃ剥がされそう、、とすごく悩んだのですが、、
こういうことが伝えたくて私は執筆をしているので、この話を読んでなんか嫌な気分になったなって人もいるかもしれないので、取りあえず解説として!上げちゃいます!
とりゃー!!