山村で猟師をする娘と、山の守り神の恋を描いたお話です。
タイトルにもある通り、山神である狗狼は嘘を吐きます。それこそ物語の最初から。

現実に置いても、ほとんどの出来事には理由があります。だからと当事者が必ず知っているわけでない。また、ほとんどの出来事には解決法が示されません。存在しないことも多々。

誰の作為でもなく、そういう理不尽の転がるのが現実というものです。それを菫が乗り越え、傍に居る狗狼がどういう立場で見ているのか。というのを裏に隠された事実を知らないまま読んでいただくのと、知ってから思い(読み)返していただくのと。
二度楽しんでいただけたらなという意図で書き上げました。

続けて読んでくださった方。これから読んでくださる方々。面白かった部分。逆に面白みを削がれてしまった部分。よろしければ教えてくださいませ。
今後とも、よろしくお願い致します。

須能 雪羽