表題の通り、最終話を公開致しました。
廣島縣の山間部で駐在さんをしている主人公、竜弥。
幼いころからあやかしを見ることの出来た彼は、自分がどうして警察官になったのかはっきりした理由がない。疎遠になっていた知人と再会し、土地のあやかしと触れ合い、平穏な日々ながらも悩んでいる。
そんな彼の周りで少しずつ、おかしなことが起こり始め……。
というお話です。
全編に渡って竜弥の迷いとか苦悩とかを押し出しています。物語はその理由と解決を最後に据えていますが、根の優しい彼の生きざまに共感していただけたらなというのも目論んでいたりします。
アップテンポではないかもしれませんが、鬱々としたお話でもありません。日常からちょっと踏み外してみれば、そこにあやかしが居る。そういう気分になっていただければと思います。
続けて読んでくださった方。これから読んでくださる方々。
面白かった部分。逆に面白みを削がれてしまった部分。よろしければ教えてくださいませ。
今後とも、よろしくお願い致します。
須能 雪羽