こんにちは、こんばんは。
明日(11月8日)午後8時から新しく連載を始めようと思います。
例によって、基本的に毎日更新です。
★タイトル
【はかな市の情報屋】
★キャッチコピー
【『何もかも知ってる』なんて、不可能なんだよ。】
★あらすじ
東京まで一時間。埼玉県はかな市で古道具屋を営む、形無(かたなし)。孤独を愛する彼だが、情報屋として警察や裏社会の住人とも通じた。
ある日常連の船場(せんば)が、黒塗りの車で少年を連れてくる。名は浅井青二(あさいせいじ)。事情を聞かず、しばらく預かれと。
独り気ままに生きたい形無は、面倒に思う。しかし両親など知ったことかと言いきる少年を無碍にもできない。
仕方なく古道具の掃除をさせていると、青二はとんでもない物を見つけた。うまくすれば、少年をすぐにも帰せるかもしれない。
だが、事は思惑通りに行かなかった――。