昨日無事に完結ボタンを押したBL長編「月のかたちと二人のかたち」。第7回角川文庫キャラクター小説大賞に参加させていただいています。
実をいうとこれは、2013年の秋に短期間で最後まで書き上げた人生初のオリジナル小説でした。今から8年も前、いやたった8年前のことになります。その頃にようやく初めてのオリジナル小説です。小説そのものは子どもの頃から書いていた記憶があります。
大人になってからも少しずつオリジナル小説は書いていましたが、いずれも完結させられることなく放置していたのです(「永遠に終わらない冬」も含む)。それ以外はほとんどが二次創作の短編ばかりでした。
その後、二次創作をオリジナル用に設定を書きかえてネット上に掲載することは多くありましたが、純粋に自分だけの頭で考えてラストまで仕上げた作品の一番最初が「月のかたちと二人のかたち」だったのです。
まさか8万字以上も書いているとは自分でもわかっていませんでしたが、きちんとカウントするとたくさん書いていたのですね。
小さな部分はまだまだ直さなければならないところは多いですが(たとえば3点リーダーとか)、内容としては概ね「このリズム感で読者を楽しませられるはず!」とちょっぴり自信があります。BLではありますが、BL苦手で読まない人にも読んでいただけたらいいなと思う作品です。
若さの勢い(2013年も既に若くはありませんでしたが今に比べれば)で書き切ったものですが、ここまで辿り着いてくださったかたが楽しんでくださっていれば嬉しいなと願います。
コメディは非常に難しいものですけれど、今後も書けるかな?……うーん、わかりません。
そもそももう長編が書けるかな?……うーん、わかりません。
けれども書けたら嬉しいです。いつかね。
読んでくださった皆様、本当にありがとうございました。心から感謝申し上げます!