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第二章が完結した報告と喜びと、物書きは意外と適当という話

保登悠です。

先程、"ファイリースの旅人"第二章七話の執筆を終え、これにて第二章は完結となりました。

これも、作品を読み、応援や評価、PVをくださった読者の方々のお陰です。

ありがとうございました。

さて、タイトル通りではありますが、今回は第二章が完結した喜びと、物書きの適当さについて書いていきたいと思います。

といっても、僕が適当なだけで、世の中の他の物書きさんはもっとしっかりと書いているかもしれません。

あくまで、僕の主観、という前置きの元、お読みください。

また、今回もあとがきめいたこの近況ノートには、本編のネタバレを含む可能性があります。

適当に書いているので、この文章を書いている現段階ではわかりません。

もしネタバレを気にする方がいましたら、お手数ですが拙作"ファイリースの旅人"第二章七話までお読みの上、続きをご覧いただければ幸いです。



さて。実は今回の「喜び」と「適当」というふたつのテーマは、どちらも同じ理由によって生まれた感情や感想です。

ですので、まずは執筆開始時点の僕の想定と、現状の剥離について離したいと思います。テーマと繋がってこないかもしれませんが、後々理解できるよう書いていくので、お読みいただければ。

僕の想定では、第一章を終えた時点でアランとルーシャは旅に出るつもりでした。

しかし、書いていくうち、ルーシャとアランの強さの差は結構大きいな、と感じました。

そして、アランが強くなる場面、そしてルーシャが弱さを見せる場面が必要だと思い、第二章は「アランが強くなる」「ルーシャが弱みを見せる」という描写を中心に盛り込んでいきました。

その結果、本来第一章終了時点で旅立つはずだった少年少女は、第二章の執筆が終わってもまだ旅に出ないという、当初の想定とは異なるのんびりとした冒険を送ることとなりました。

ただ、ようやくルーシャは、アランと共に旅に出る決心をします。

第三章では、ようやく。彼らは旅人になることができるでしょう。

そんなことがありましたので、僕は第二章の執筆を終えて、大変喜んでおります。

それが、僕の「喜び」です。

また、ここまでの文章を読んでいただければ、僕という物書きの「適当さ」も、読者のみなさんに伝わってしまったのではないでしょうか。

中継地点はしっかりとしているものの、コース整備のなっていないマラソンを走っているようなもので、もしかしたらもう少しプロットを練り込んでから書いていったほうが良いものができあがるだろう、と思わなくもありませんが。

しかし、僕は昔から計画倒れをしやすい質で、そうするとどうにも、アランとルーシャは僕が生涯を終えても旅に出ないような気がしてしまいます。

これからも行き当たりばったりの執筆が続き、それに伴ってアランたちの旅も行き当たりばったりとなってしまうかもしれませんが、今の僕にできる精一杯の表現ということで、見守っていただければ嬉しいです。

毎度毎度、近況というには長すぎるノートとなっています。これ以上長くしてしまうのも忍びないので、今回はこのあたりで筆を置きたいと思います。

これからも、"ファイリースの旅人"を、そしてアランとルーシャをよろしくおねがいします。

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