一日ぶり、保登悠です。
"ファイリースの旅人"を2話更新しました。
初めに。
"ファイリースの旅人"を読んでくださった方。また、評価・応援・フォローなどをしてくださった方、ありがとうございます。僕が思っていた以上に、励みになっています。
さて。書いていて思ったことがいくつかあるので、今日はそれを書きたいだけ書こうかと思います。
例によってネタバレを含むと思うので、本編(執筆時点では第二章・第二話まで)を読み終わってない方は気をつけてください。
まずひとつめ、アランとルーシャがすれ違う部分が非常に書きにくい。
"ファイリースの旅人"は僕が寝る前に布団でした妄想がベースになっている、という話はしましたが、そのせいか、僕の中でアランとルーシャって既に結構仲良しなんですよね。
だからこそ、出会ったばかりで、お互いの心がすれ違う場面、というのは書きにくいなぁと感じました。
ふたつめ。
…いや、ふたつもなかったです。ひとつだけでした。
強いて言えば、今のように思いつきで書いているので筆が止まりがち、ということでしょうか。
僕は物語を考えるとき、印象的な場面から考える傾向があります。
今回更新した部分でいうと、ルーシャが部屋を出るときにアランに別れを告げる場面になりますね。
そういった場面はすぐに思いつくのですが、それらのつながりを考えたとき、どうしても筆が止まってしまうことが多くあります。
自分の中で、こういったふうにつながる、というぼんやりとしたイメージはあるのですが、人に見せられる形になるよう文章にするとなると、なかなか言葉が出てきません。
自分の好きな場面だけを選んで作れる、自分のためだけの妄想と、人に見せられる形に仕上げる空想との差ですね。
少しずつ慣れていく部分かもしれませんが、暫くの間はゆっくりとした更新ペースが続くと思います。
のんびりとお待ち下さい。