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活動報告。22年8月。

ひたすら暑いですね……(三ヶ月目)

◆今年の実績

1月から7月で80万文字ちょっと。
今月は1日1回更新に落ち着くと思います。

◆超余談……

私は未応募ですが、『HJ小説大賞2021後期』の総評が公開されていて、
『技術的な停滞を覚える応募作が多かった』
『技術的な側面に関しては工夫が必要になる』
というHJ編集長のコメントが気になりました。

※書籍売って飯食っている御仁なので、おっしゃる意図は分かりますが……

※技術って曖昧……

(↓四方山話↓)

先月に引き続き創作エッセイです。

プロの先生の受け売りです……汗。

◆漫画家の卵が9割くらい死滅する理由

これ、今年で一番刺激を受けた話です。

(漫画家の卵⇨小説家の卵と読み替えてもいいです)

(アーティスト全般、と読み替えても可)

◆プロの漫画家の先生いわく……

漫画家の卵は9割以上死滅するそうです。

◆前提……

某先生が指しているプロの漫画家は、
『連載を勝ち取って単行本を一冊以上出した人』
を指しています。

どういうことかというと……。

漫画家の卵は、
『漫画の新人賞を受賞した人』
『担当編集が付いている人』
を指しています。

※この時点で相当レベルが高いです

※でも9割くらい死滅するそうです

※死滅するって、言葉の響きが悪いですけれども、本人の意思で筆を折るという意味です。

(↓ここから本題↓)

◆漫画家の卵に訪れる試練

勉強すれば勉強するほど下手クソになる時期が来るそうです。
暗黒時代みたいなやつですね。

◆大半は挫折する……

結論から言うと、この試練に耐えられず心が折れるそうです。

※試練の長さは人による

※1年とか2年とか3年とか

◆暗黒時代に入ると……

心で描けなくなるそうです。
『心で描く』の対極が『頭で描く』です。

◆心で描くか? 頭で描くか?

心で描く⇨自分が描きたい作品を描く、自分が魅力的だと思う作品を描く

頭で描く⇨編集者ウケしそうな作品を描く、読者ウケしそうな作品を描く

と解釈してください。
車の両輪みたいな関係です。

◆誰だって最初は心で描く

自分の中に100%価値観があったりしますよね。
この時期って、自分だけの持ち味が出しやすいと思います。

◆心で描いた作品がプロの編集者の目に留まる

『君、見込みがあるね〜』と声がかかりプロを目指すわけですが……。

◆頭で描くようになる

どうやったら読者ウケするか?
どうやったら編集者のOKを引き出せるか?

その二点を考えながら描く状態。
これが頭で描くです。

勉強中とも言えます。

◆頭で描いた作品はツマラナイ?

ツマラナイかどうか、一概には断定できませんが……。

『きれいに描けているけれども、面白くない作品』
『無難にまとまっているが、パンチに欠ける作品』
この手の作品が生まれやすいと思います。

※尖った部分が出しにくい

※味の薄いカルピスみたいな

◆創作の苦痛……

頭で描く場合、
『今の自分じゃダメ』
『やり方を変えるべき』
という否定から入るのですよね。

苦しみの原因は、この自己否定にあると思います。

※上手く生きるコツじゃないですが、『今の自分じゃダメ』を『自分なら一段進歩できる』に置き換えると、否定が肯定に陽転して、課題をクリアしやすいと思います

◆勉強するな! という話じゃない

某プロの先生も、誰しも一度は通る道、みたいなニュアンスで話していました。

◆心で描くを取り戻す

長くて暗いトンネルを進んでいると……。
ある日、パッと光が差すみたいに『心で描く』を取り戻します。

すると『頭で描く』と『心で描く』のバランスが取れて、良い作品が描けるようになるイメージです。

◆大体の人は……

この試練をクリアできないそうです。
というか、まともな人ほど心が折れるそうです。

(勉強したのに劣化したら嫌ですよね……)

ここまでが『漫画家の卵が9割くらい死滅する理由』となります。

(↓終わりに↓)

◆どうやったら心で描けるのか?

私が知りたいですが!汗
初心にかえる、とかでしょうね。

◆冒頭に書いたHJ編集長のコメント

要するに『長くて暗いトンネルに潜ってこい!』という趣旨でしょうね。

以上、与太話でした。

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