• 歴史・時代・伝奇
  • 異世界ファンタジー

逢坂小話⑦

皆様、こんばんは。夜桜恭夜です。

すっかり夏らしくなって、猛暑な八月ですね。
皆様、熱中症とか大丈夫でしょうか?

さてさて、逢坂小話第七回目のテーマは「軍警、逢坂の防衛システム」についてです。

逢坂における警察的役割を担っているのが、斎藤一隊長率いる軍警の皆様です。
彼らの大半は元新選組です。
多分、大体の方が「知ってた」と総突っ込みくれる事を期待しています。
彼らの主な役職は、逢坂の治安を守る事。公には夜間怪夷を討伐しているのは軍警という事になっています。
しかし、実際に怪夷を狩っているには執行人な訳です。
何故、軍警が怪夷討伐を請け負わないのかといえば、ようは軍警だけでは手が回らないのです。
軍警は治安を守る事が仕事ですので、怪夷だけを相手にしていられないのです。
窃盗や殺人、色々と現代の警察と同等の仕事内容があるので、その中の怪夷討伐の部分だけを執行人達に任せているわけです。
言わば、執行人は政府公認の民間自警団で、軍警は彼等を容認しつつ監視する役目も担っています。
執行人試験を軍警がやっていたのはそういう訳です。

逢坂の街は軍警が守っているといって過言ではないのです。

その他の防衛システムとしては、前回の小話のテーマの術式が街の周りに施されていたり、海外からの来客を留めていた出島にある門などには怪夷除けの術が施されていたり、術式が大いに活用されております。

軍警の皆さんは主に新選組上がりですが、中には猛のように討伐軍からの引き抜きなどもあり、政府の軍とも何かと繋がりがあります。

また、この軍警怪夷の研究や執行人への報酬を支払うなどのお役所仕事もしていたりと、逢坂の街には欠かせない存在です。

これからも作中にどんどん出て来ますので、彼等の活躍もお楽しみいただけたらと思います。

そして、次回の第八章では、新選組といえばあの人!な人が出て来ますよ(笑)
どうぞお楽しみに。

次回の小話のテーマは…執行人と案内人について。
物語も第八章が終わるころにはいろいろ動いているので、そろそろ一度整理する意味も込めて、このテーマにします。
劇中のおさらいを含めた感じですが、名称に関する秘話なんかも話せたらいいなと思います。

それでは、ここまでお読み下さいましてありがとうございました。
日付変わってるので今日ですが、本編更新ありますので、どうぞご期待ください。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する