それが普通な事だと解っているし、当然だと思う。
けど自分の場合その部分が、好きな人も嫌いな人も同じ話な時があるのが少し笑える。
まあ、タロウはどう足掻いても、誰しもに対して魅力ある主人公では無いけど。
ただ偶にある、周りを動かす為にタロウを馬鹿にしてるとか、物語を都合よく動かす為にタロウを理解能力低下させてる、という感想を見て偶に凄いなって思う。
都合よく動かしたいならタロウの頭はもっと良くさせるか、完全な馬鹿にさせるし、あんな中途半端に色々出来るけど出来ない事も多いやつ主人公にしない。
むしろキャラとしてはこの上なく扱いにくいし、ぶっちゃけシガルかハクかクロト主人公の方がよっぽど話が作りやすい。
それに物語上公開されてる情報があるから結果が見える事が有るだけで、タロウ自身には公開されてない情報もかなり多い。想像できるだろうっていう人もおられるけど、それは物語の構成からこうだろうっていう想像であって、現実に起こりうる事全てにそんな想像働かして生きる人なんて稀だと思う。
そういう一切合切を無視して、全体構造を俯瞰できる自分の視点から、登場人物に全部理解して動けと感じる人の感性は、自分には持てないモノなのである意味面白い時があるのです。