『アジダハーカは、ルシファーから二度も「もう先へと進まなければ」と言い渡された。
それを知ったベルゼブブは、『この戦いに手出しするな』という命令だと受け取ったらしい。』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054887749031/episodes/1681670042922377485944-2本日、投稿致しました。
作品全体を通して毎回思うのが、裏設定をにおわす程度しか書けないもどかしさ。
実は、地獄に関しては、この44をもって終了の予定です。
というわけで、ここで裏設定をコッソリご紹介。
【 ベルゼブブ 】
→ベルゼブブは、神の『前任者』が創った世界で『豊穣の精霊バアル』として存在していた。その後、神の手により熾天使として創り変えられる。そのため、前任者の世界の記憶が残っていた。堕天した際に、ベルゼブブの肉体が分離。それが、七十二柱第一位のバアルとなる。ベルゼブブが表立って動かない代わりに、常にバアルが暗躍している。
【 アジダハーカ 】
→3人格の持ち主。表の人格は気弱。残りの人格は、狡猾と冷酷。ただし今は、本人にその自覚はない。
【 アスタロト 】
→もともとは、性愛や生殖を司る。それが転じて、地獄では怠惰を司ることとなる。が、本人も怠惰な性格なため、真面目に(?)働かない。ただし、ルシファーの命令には忠実。座天使の頃からルシフェルの美しさに魅了されていた。彼女に近づくために、同僚の天使を貶めることも厭わず、ルシフェルの謀反にも率先して参加した。
【 アガリアレプト 】
→もとは下級悪魔だった。上級悪魔が下級悪魔を狩って楽しむという余興の獲物として、弟サタナキアと逃げ回っているところを、ルシファーに見つけられる。ルシファーは、この余興を良しとせず、アガリアレプトたちの目の前で、狩りをしていた上級悪魔をすべて滅ぼす。そして、彼らを自分の配下に加えた。
ちなみに、弟サタナキアを作中に出さなかったのは、サイコ過ぎるキャラ設定のため、出すタイミングがなかった……。
一部の悪魔は、元天使という背景もあるため、その整合性などを踏まえた設定を考えるのが楽しかったです。各キャラの短編とか書けそうだなぁ……と、密かに思っていたり(書くかは不明
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