『ゆらゆらと揺れるランプの灯りを背に、深紫のマントを纏ったマモンが立っていた。
黒ずんだ鉄格子越しに、彼の姿を見たルシファーの声色が一段低くなる』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054887749031/episodes/117735405489762556428-2、本日、投稿致しました。
七つの罪源のひとつ『貪欲』を司るマモン。当作品では小物扱いですが、ルシファーやベルゼブブと並ぶ実力者であったとも言われています。天界にいたときから、神様よりも金が大好きだったとか。地獄の悪魔たちが住まうパンデモニウムを建設する際に、大量の金塊を発掘して、万魔殿の床に金をびっしり敷き詰めたらしいです。金属探知機……?(笑)
ちなみに、アジダハーカもマモンも、実際(?)にはルシファーが創り出した悪魔ではありません。
ルシファーやマモンが西洋の悪魔だとすれば、アジダハーカは中東の悪魔……とでも言いましょうか。世界各地の悪魔を一つの世界にまとめてしまうのも、小説ならではの楽しみかなと。
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