皆さんのところは、いかがでしょうか? 今日も女房に頼まれて、スーパーを探し歩きました。5キロはおろか、2キロを含めて、全くと言ってよいほど見当たりませんでした。たまたま売場で出会ったご年配の女性がただひとつ残っていたもち米に手を伸ばし、うるち米に混ぜて食べていると教えてくれました。
我が家に戻ると、茨城に住む親戚が心配して連絡を寄こしました。近所のスーパーでは、なんと通常価格の1.5倍ほどで手に入るそうです。ああ……ビックリ!
でも、ここにはこれまで苦しんできた米農家の生産者としての複雑な事情が見え隠れしています。ちなみに、妻は元々農家出身です。今は作っておりません。
ようやく、このところ、テレビのニュースでも消費者目線でコメ不足を伝えるようになりましたが、これはまさに異常事態です。食べ物の恨みは怖いですよ。農林水産大臣は、「新米が出回る9月ごろに解消するから心配はない」と記者会見していましたが、そういう次元ではありません。まったく消費者目線ではないよね。おそらくはスーパーなんか見たこともないのでしょう。
日本の食料自給率は、平成に入ると50%を割り込み、前年は38%でした。これは、抜本的な改革をしてこなかったつけが、現在となり顕在化したといえるのでしょう。
なんといっても、お米は日本人の主食です。農家の方々、台風が近づいていますが、お米作りと出荷を頑張ってください。