今日も作品の下書きを描く道すがら、いつものごとく行き詰まり脇道にそれてしまう。
ところが、思いがけず、感動する光景に出会っていました。
「夜が降る町」深海かやさんの作品です。
https://kakuyomu.jp/works/16817330650237866901冒頭部分をご紹介させていただきます。
この町では夜が降る。
片時も休むことなく、空から溶け落ちた夜が静寂を連れて降り注ぐ。
朝はいつからか消えた。
昼も同様に、消えた。
いつからこうなったのか、何故こうなったのか、それは誰にも分からない。ただ抗うことすら忘れたこの街の住人は、夜と共に生きる道を選んだのだ。
美桜みおもその一人。
最後まで読んでいないので、気になった夏川 武史さんのコメントレビューの一部も併せてご紹介いたします。
「好きですね」
私は、こういう日常を切り取った、一見、ありふれたような、でも、そこに作者の想いが詰まっている、そんな作品が大好きです。情景の一つ一つが、大切に描かれている、素敵な作品ですね。エンディングは、作者の優しさが滲み出てくる、そう思いました。
https://kakuyomu.jp/works/16817330650237866901/reviews/16817330651317147569よかったら、いずれも覗いてみてください。
画像はかつて訪れた宮崎県の高千穂峡です。
少しでも涼んでいただけるよう、いたずらしました。