正確には学生時代まで多摩川が流れる街に住んでいた。
久しぶりに訪れてみると、あまりの変わりようにビックリ。
自宅近くのブドウや野菜畑も無くなり、駐車場に変っています。
我が家に戻ると昔の風景の郷愁にかられ、筆を取っている。
釣り鐘池の廻りにはせせらぎ届く鎮守の森があり、近くに観音堂の赤い屋根が見える。コブシの樹の脇には湧き水があふれ、不老不死のホタルが楽しそうに翅(はね)を伸ばして光を放つ。
時を告げる鐘楼から五つ目の音がきこえる。さつまいも畑に向かって赤いエプロンのお地蔵さまが微笑んでいる。……
もう直ぐ、投稿できそうです。よかったら、覗いてみてください。