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山谷灘尾
@yamayanadao1
2023年1月27日
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2023年11月10日 17:55
古典や古語の知識は小説で大切という思い
https://kakuyomu.jp/works/16817330652449226763/episodes/16817330666676662115
I AM A GOD 新エピソードです。
最近よく思うのですが、古典文学や古語の知識、
短歌や俳句の知識は小説を豊かにしてくれる
としみじみ思ってます。
今回もこのような短歌を作って、
登場人物アユミに語らせています。
グランドの土の匂ひに
ふと見れば
こひしき人のボール
まろび来つ
転がる、転ぶ、は古語では「まろぶ」
この音声がまず雅でいいですよね。
助動詞「つ」や「ぬ」は完了を表し、
「つ」のほうが強意を持ちます。
だから敢えて「つ」で終止しました。
土の「匂ひ」は、にほひ。
昭和時代に「シクラメンのかほり」
という曲がありましたが、これは
「かほり」ではなくて「かをり」
が正しい語です。
このようなちょっとした知識だけでも
小説の「かをり」が高まると最近
思う私なのです。
漢文や英語についても教養を
持つと「言語アート」である文学に
大きく影響すると信じています。
山谷灘尾
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プロットがまとまりかけてきました。
やはり大好きな小説を登場させてしまった。