メインキャラを中心に話を勧めていると、ふと「このやり取りって本人たちが互いを理解してるから成立するけど、もしかしてほかのキャラから見ると変だったりするのかも?」とか思ってしまって別エピソードを書いてみたくなる、みたいなのが定期的に来ます。
そろそろ14章が終わりそうになっているのですが、この波が来てしまっていまちょっと手が止まっているというか、手が止まっている……というよりも「一回確かめてみたい」という波が来ている感じです。これは手掛けている章が終わりそうな証拠でもあるので、自分としては安心できているのですが。
たぶんこれ、長く同じ話に付き合っているので、定期的にキャラに「最近どう? 新しい情報ある?」って取材してる感じなのかな、とも思っています。
で、個人的にはそれがめんどうではない。ので、いくつかほんとにボツになってる案とかがあります。
書いてみて全ボツになることもあれば、書きはじめて「これは書かなくて(脳内再生だけで)いけるやつだ」と思うこともあるので、完結してない章・番外編みたいなのも多々ありますし。
最近は、そういう美咲の話を書いてみるかなあ……とも思っています。
以前手を付けて、でもなんか違うかもなあ……みたいになって止まっている美咲の番外編っぽいやつ、も、結局14章あたりに生きてきているので、やっぱり遠回りってしていいんだよなと。
遠回りというよりも、取材を惜しまない、というところでしょうか。書かなくても話を聞いてみるだけでも(脳内で動かしてみるだけでも)結構違いますし。
でもやっぱり、書いてみないとキャラの本当の気持ちはわからないので、やっぱり書くべきなのかもなあ。
かもなあばっかりの近況ノートになってしまった。苦笑