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ウィンドベル西側派遣選考会の結果

あとほんのもう少し!もう少しで神器異変が本当に書き終わります!最終話後のおまけは2話ぐらいで終わらそうと思ったらメチャクチャ長くなりそうです……

とはいえ、それは書きたい事が山のようにあるということ。一行も書けずに困るよりは良い事でしょう。暇さえあればメモ帳を開いて先の展開をバシバシ書いてます。

さて、今回投稿した話ではどのウィンドベル幹部が来たか来ないかの理由が説明されました。これはプロット作りの段階で選考会を行いました。

最初は幹部全員派遣したり、彼らの専用エーテルドライバーを出す予定だったんですが、それはハッキリ言って過剰戦力です。戸塚の起こした異変は精々対災害(Aランク任務)相当にしかなりません。

本当は事の大きさを考えると対災厄(Sランク任務)案件になるんですが、この時点のウィンドウはそれに気付いていません。なのでメンバーは必要最低限に絞ることにしました。

作中で語られたのも、大体脳内選考会で決まった理由ではあるんですが、近況ノートの方ではもっとメタ視点で決めたことを明かしたいと思います。

まず不参加キャラについて。ピエットですが、こいつだけは来させちゃダメです。妖怪も八岐大蛇も宇野も戸塚も全部こいつ一人で倒せちゃいます。主人公である剣が完全に霞んでしまいます。

次にアリア。ウィンドウのいる所には絶対来たがる彼女ですが、前作でクッソ多忙であると明かした以上、軽率に来させるわけにはいきません。

あと、ウィユの存在が食われてしまう恐れがあります。お前、今回はサブヒロインだからな!出張るな!作中でも言われていましたが、フラワリングガーデンなんかぶっ放したら逆に転生神側が不利になります。

そして、アルテリア。来るわけがありません。彼女はアルパが黒幕の異変に関わりたくありませんし、異教の神を助けるなど以ての外です。ピエットが行くならついて来ていましたが、その望みも絶たれています。

また、彼女は純度100%神なので十拳剣には絶対勝てません。戸塚の隠し能力にも弱いし、はけんするだけ無駄です。

じゃあ逆に派遣されたレイダー、クスター、マカリスターは何だったのかと言うと、三種の神器(メインヒロインズ)に対応するキャラだったからです。

レイダーとマカリスターは参戦させても害は無いと判断しました。特にレイダーは絶対来たがるよなあ、とも。最も八幡市と関わりのある奴ですし、来ないのは不自然ですからね。

マカリスターは、前作で撃てなかったオメガを撃ついい機会だったからです。今回は大嶽丸に撃った単射モードを使いましたが、本来はニュー(跳弾用ビット)と組み合わせた広域乱射がメインでしたが、周囲の被害を考えてああなりました。

クスターは、絶対に来させる必要がありました。その理由は明日投稿される神器異変(8)にて明かされます。あいつの真の能力は出さまいと思っていましたが、出してしまいました。

そして幹部ではありませんが、フィーネです。こいつは確実に出す予定でした。前作にはいなかった、読者視点ではポッと出のキャラであるこいつの戦闘能力をなんとかしてお見せしたかったのです。

設定上こいつはどの幹部よりも強いのですが、そこんところを描写出来なかったのが残念です。こいつの真価は部下の外神を引き連れての集団戦ですからね。外神とは何ぞやというのもお見せしたかったのもあります。

さて、ここまで来たらウィンドウが連れて来たかったもう一人の人材は誰か分かりますかね?前作に出たキャラの一人です。

ネクターとプリスではない事は確定しています。まずウィンドウがこいつらの事を一切信用していない事が挙げられます。だって、投入したら投影亜神器や広域呪術攻撃で八幡市壊滅しちゃいますからね。それでは意味がありません。

それに、両方アウトサイドですからね。やっぱ戸塚には弱いです。ネクターは触っても不幸にならない事を喜びそうですが、どのみち身体能力の差で負けますし、それでプリスが暴走したら八幡市が無に還ります。

メタ的な話をすると前作の主人公であるネクターは一切出したくないからです。唯一の例外が真木剣と初めての異変(1)でしたが、これは前作の裏話をしたかったから出しただけで、本来であれば出演予定は一切ありませんでした。

それに、ネクターが八幡市に行って神器達を見てしまうと絶望的な未来に変わってしまうのです。その理由についてはまた後日。それでは、また。



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