自主企画で集まった完結作品を毎回ひとつずつ、ランダムに紹介していくコーナーです。
「ソウイチはキャッチコピーをこんな風に決めた」的な裏話も公開。
どんな作品を読もうか迷っている方の助けになれば嬉しいです。
みんなで完結作品を掘り起こそう! 盛り上げよう!
※『おびよみ』(
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886408872)とは……
全ジャンルから集まった完結作品に、企画主であるソウイチが独自のキャッチコピーを付けて掲載する書庫的作品。ランダムに並んだキャッチコピーから作品を探すこともできます。
今回取り上げる作品は、こちら↓
【キャッチコピー】
このミステリーの特徴は、『本物の』吸血鬼が存在することです。
【作品名】 誰が吸血鬼を殺したか?――または探偵ルードヴィッヒの推理
【作者名】 冬野ゆな 様
【話 数】 全28話
【文字数】 142,046文字
【URL】
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881267242 【掲載番号】 現フ 4
僕自身、ミステリーは門外漢なのですが、とにかく「巧いな」と思った作品です。
ミステリーだと、状況説明や聞き取り情報等を入れ込むために、どうしても真面目な会話文が増えてしまうイメージがあったのですが、この作品はそうした台詞もスラスラ読めるようになっていました。言葉選びとテンポ調整の工夫が巧いなあと感じます。
キャッチコピー。ミステリーとして形が整っている中で、他と差別化できている点は何か。やはり『吸血鬼』だろうと考えました。リアル志向の作品に吸血鬼(比喩じゃなく)が登場していることを表現するため、『本物の』と強調してみました。
冬野ゆなさん、完結お疲れ様でした。
※※『完結作品戦用書庫【おびよみ】』は頑張って更新中です! 検索リストもありますので、どうぞご活用ください※※
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886408872※※こっそり宣伝。企画主ソウイチの作品一覧はこちら※※
https://kakuyomu.jp/users/wanari