• 異世界ファンタジー

天錦宝史伝 16話更新

なんのことはない、初めて出会い、初めて刃を交えて、相手が女だと分かった瞬間に、真っ先に思ったことがそれだったのだから。
「あの時は本当に驚いたんだけどな」
 起きないよう小さな声で、昴は呟いた。
「まさか自分を殺人者扱いするやつと、共に旅をすることになるなんて」
 自分の着ていた袍を脱いでかけてやる。
(本文より)

まだ小さな幼子が、すべての鍵。

https://kakuyomu.jp/works/1177354054884385187/episodes/1177354054884455048

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