• 異世界ファンタジー

天錦宝史伝 10話更新しました。

 ふわりと――流れるような漆黒の線。
 絹のような滑らかな光沢を持つそれが、少年の髪だと気付くのには、昴にとっては長すぎる時間を要した。同時に、少女だったのか――という疑問と、そんなはず――という思いが交差して、混乱する。
「女っ!?」
 思わず声をあげると、少年――いや、少女は、にっこり笑って、昴の懐に飛び込んでくる。
(本文より)

衝撃の出逢いは、剣の交わりから。運命が動き出すーー。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054884385187/episodes/1177354054884406373

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する