本日(1月10日)父が亡くなりました。
年が明けてから、急速に父が衰えていったのですが、つい一昨日までは私の介助を受けながらも立つ事が出来たので、まだ大丈夫なのかと思っていましたが、昨夜に体調が急変し、救急車を呼び、入院時には日付が変わっていました。
非常勤の医者の方からは肺炎、低体温症と脱水症状であった事を診断され、点滴を受けて、二週間程入院すれば治るのではないのかといった感じでしたが、高齢の為自己回復が見込めない可能性もあり、覚悟は決めておいて下さいとも言われました。
そして翌朝、脈拍が30程までに落ち、医者に呼ばれて病院に着いた頃には心臓は停止していました。只、父が母の呼び掛けに応える様に、一度だけ脈拍が動いたのは父にも母の声が届いていて、頑張ったのだなと思いました。
葬儀に関する手続きを終え、家に帰ると父が脱いだ寝間着がそのまま置いてあり、あまりにもあっさりと死んでしまった事、生活感が残されたままだったので、父が死んだという実感がその時は湧いてきませんでした。(また、帰って来て、そこに座るんじゃないかという感覚でした)
私同様、介護に疲れ果てており、一見ロクデナシの父を心底嫌っていたかのように見えていた母ですが、「明日から(お父さんの事で)やる事が無い」と言って泣きじゃくる姿は生涯忘れることができないと思います。
母と二人だけで頑張り過ぎず、早く地域包括支援センターにでも相談すれば良かったのではないか?
救急車をもっと早く呼べばよかったのではないのか?
もっと信頼できる病院に入院させるべきだったのではないか?
遅くまで家に帰って来なかった時、もっと早く捜しに行ってやるべきだったのではないか?
粗相を繰り返していたからと言って、脱水症状に何故気が付かなかったのか?
もっと優しくしてやれば良かったのではないか……
あの時こうすれば良かったのではないか? 等と思い返す出来事ばかりで、悔やんでも悔やみきれません。
現在介護をなさっている方、時には手を上げたくなる様な事、罵りたくなる様な事が何回もあるかも知れませんが、絶対に怒ったり、厳しくしないであげて下さい。必ずお別れの際に後悔する事になります。後悔した後に泣いても遅いのですから……。
長くなりましたが、メンタル的な事、各種手続きなど事務的な事にも忙殺され、暫くは小説を書く気分にはなれないと思います。
もし、拙作を楽しみにして下さる方が居られましたら、大変申し訳ございませんがご理解の程宜しくお願い致します。。
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