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武道界の重鎮・東孝氏がお亡くなりになられました

 4月3日。打撃系総合武道・空道の創始者。大道塾創立者の東孝氏が71歳でお亡くなりになりました。

 格闘技マニアの方ならばご存じかと思いますが、日本の総合格闘技のパイオニア的な存在の方です。

 私が格闘技に興味を持ち始めていた頃、一番通いたかったのが大道塾なのですが、近くに道場が無く、止むを得ずキックボクシングを始めたという経緯があります。当方の小説で日本拳法が多く登場するのは昔の大道塾が結構日本拳法と共通する点があって研究していた為、知識が他の格闘技よりあったという事があります。

 幣作「ヤンキー女子高生といじめられっ子の俺が心中。そして生まれ変わる?」に登場する「殺し屋・長野」は名前のモチーフが「ヒットマン」の異名を持つ大道塾の長田賢一氏だったり、長野が使う流派が「大東塾」なのは大道塾と東氏の名前をかけたものでした。

 言わば、大道塾があったから自分がオリジナル小説を書けるようになったと言っても大袈裟ではありません。残念ながら当方の力不足で内容が伴っていませんが……。

・第2回全世界空手道選手権大会 東孝×チャック・チズム
https://www.youtube.com/watch?v=uchi19YwULw

 1979年に行われた試合だそうですが、後に東氏が創立する空手と柔道を併せた格闘技「空道」の原点と言える試合です。MMAも無い時代に当時から投げ技やカーフキックを使っていて驚かされました。大人と子供程体格が違いますが、「実戦」であれば投げた後に東氏が秒殺KOでしょうね。小さい体格の子が大きな体格の相手を倒す小説を書いている自分としては最高のお手本の様な動きです。

 東孝氏のご逝去を悼み、謹んで哀悼の意を表します。

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