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読書週間

ペースダウンしつつも、いろいろな作品を巡回する毎日です。

連載ものは、冒頭の数話は作者自身がその作品をどう表現しようかと手探りしているような印象を受けることもあり、そこがちょっと味わい深いです。暖気中というか。それでしばらく読み進めながら、自分の中で「もう少し」と「もういいかな」のどちらに傾くか待つ感じ。

読むときの心構えが自分なりにあって、表現がところどころ惜しい、独特、文法や表記が標準的でないなどはストーリーさえ面白ければあまり目くじら立てようとは思いません。むしろ、「世界観を表現するためにあえてそういう書き方にしている」「これがこの作者の文体なのだ」など好意的解釈を試みることも。
その独特の文体になかなか慣れないこともあるけれど、それは私と感性が合わないだけで、気にならない読者もいるだろうと思ってます。

ストーリーや演出やキャラクターなどが肌に合わなくて読み続けられない、ということは流石にあります。演出や言い回しに違和感があって、内心でツッコミを入れたり、自分ならこう書くと思ったり。そういうとき、作品に問題があるというよりも「自分はこういうのが苦手で、こういう風に演出すべきと考えてるんだ」という自分の思想性みたいなものを逆に再認識します。そういう意味では、読書って鏡みたいなもんだなと思ったり。作品を読みつつ自分自身と対話してる、的な。

そんな発見はさておき、人前に出す感想の方はどちらかと言うと苦手。勝手な考察をしちゃってブレーキが効かなくなって失礼を働いてしまうのが怖いです。いわゆるヲタトークになりがちで危険。なので応援コメントもなかなか気軽には入れられないです。

…など、徒然話でした。

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