いやいや、ホラー書くのって骨が折れる。
気分転換に近況ノートを書いている卯月です。さすがに、短編『【再掲載版】僕たちが神様に祈る理由』を投稿して、「みなさんがエタりませんように」ってお祈りしている身からすると、何としてでも完結させないといけないわけで(期限までとは言わないよ)。
ホラー長編で賞を狙うなら、KADOKAWAさんもさらに押したいであろう「モキュメンタリーホラー」を書くのが近道というか、そうなんだろうとは思うのですが……。
「近畿地方のある場所について」(背筋 さま)がお見本です。
まあ、モキュメンタリー(フィクションをドキュメンタリー映像のように演出する表現手法)は、映画『ブレアウィッチ・プロジェクト』(1999)の公開から世界に広まりました。「Mock(疑似)」と「ドキュメンタリー」を組み合わせたのが「モキュメンタリー」。
Jホラーだと、『フェイク・ドキュメンタリー「Q」』(YouTubeで公開)とか、その後続々と映像作品が制作されていく。ホラー小説もこの「モキュメンタリー」手法で書かれたものが、幅広いファンを獲得している。
王道ホラー全般にいえることかもしれませんが、「怖さ」をより強いものとするのが「リアリティ」(現実性、まあ現実味ですかね)。
前に書いた近況ノートでも紹介した、編集部さまの言葉にもありましたね。「物語のなかのリアリティを軽視しないように」ってのです。
この「リアリティ」、王道モノやモキュメンタリーだと現実リアル世界に忠実に物語世界を記述せねばなりません。読者にとって、現実と(ホラーの)フィクションの境界が曖昧になっていく感じが良いわけです。
まあ、そうなると文体だとかWEB画面上の見せ方も異なるわけで、卯月にとって、おそらく執筆ペースは大幅減速、エタる可能性は最大化すると。
というわけで、その他路線をとっています(ホラー内の幅はかなり広いので)。
ホラーカテゴリーをあえて選択して読みに来られる(一般)読者さまは、たぶんそっちの「本気で怖い」作品をお求めだとは思うのですけど、そんなに数がいらっしゃるのかは不明(そういう数字は知りたいですね。ガチ怖勢は書籍購入率は高そうな気もする)。
ですので、卯月はライト層をターゲットに。
実は怖いのは苦手だけども、気にはなるという方たちですね。参考作品にあった作品は、そっち方面の気もしましたので。『領怪神犯』は文章カタめですけど、まあ、言ってみるならアニメ寄り。そっちのノリですかね。アニメだとあまりにリアル(現実寄りの)にし過ぎると、引かれてしまいます。ダンダダン的なのがいけるのならライトなノベル方面で書いてもよさそうだと。
漫画だと楳図先生だとかの、まあグロい描写路線が基本でしょうけど、例えば卯月の好きな「サマータイムレンダ」(ホラーじゃなくてSFサスペンスらしいですけど)とかはいい感じでふつうの視聴者も楽しめてましたよね。関連のネットコメを覗くと、あの程度でも怖いかもしれないから観ても大丈夫ですか的なのが多くあったりする。
興味があるけど、あと一歩狙いというのが、実は裾野が広くてイイんじゃないかって思ったり思わなかったり。
ですので、自作のラブコメ(勘解由大路もの)と合体っす。最悪そっちの短編の宣伝に使えたらなんて思ってます。(書きやすいし)
というわけで、ライト(な)ホラー(かもしれない)ラブ(それは薄味かも)コメ(コメディ要素でバランスとる)。ライトホラーラブコメという需要なんてあるのか(調べてないけど実はありそう)? という路線で、エタらないようにと思って執筆に向かいます。
視点は死転?
https://kakuyomu.jp/works/16818093079497869887クリスマスな曲 その21
Snow Mile / Aqu3ra feat.初音ミク
https://www.youtube.com/watch?v=EEvQ61pvUk8では。