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「ホラー」の(やや)考察。

カレンダーを見ながら、ふと、今年も残すところあと一週間ちょい、来年の干支ってなんだっけか? ああ「ヘビ」さんか。巳年(みどし・へびどし)。

ほんと、創作論なんて書いて現実逃避している場合ではない! 長編十万字にはもうギリって感じじゃん!(すでにわかりきっていることを、なんども反復する卯月)

Googleさんの親切な(頼んでなくても勝手に表示される)「AIによる概要」によれば、巳年は「乙巳(きのとみ)の年」ともいうらしく。

「乙」は発展途上の状態、「巳」は植物が最大限まで成長した状態を意味し、これまでの努力や準備が実を結び始める時期を示唆している。

とある。

ふむふむ。

これはもしや、卯月に頑張れっていうことですかね。と、超前向きに解釈したしだい。こういう出来事的なのをこじつけて「解釈」するのもけっこう好き。(卯月の)発展途上の「ジャンル」を(2025年にかけて)努力することによって、作品として完成させよという「神のお告げ」にちがいない。(たぶん卯月は占い師的な仕事もこなせると思っている。コールドリーディングとか昔、本読んだし。占いは信じないけど、そういう「ちょっと不思議」は好き)

例の「ホラー」頑張りましょう! の流れからのこの思い込みは、いかなきゃいかんでしょ(何かヘビとか出てきたし)。

ということで、現在唯一の持ちネタホラーである『視点は死転?』(https://kakuyomu.jp/works/16818093079497869887)を加筆改造して参戦しようと決意したのであります。

完結済から連載中に戻して、カクヨムコンテスト10(長編のほう)の応募ボタンを押しただけですが……。

いま12000字ある。短編だと文字数オーバーだけど、あとたった(?)88000文字追加するだけだぜ! 八、八ってなんか末広がりで縁起がいい(それもダブルやし)。

そんでもって、基本に忠実な卯月は、カクヨムコンテストの(何度目になるかも忘れたくらいの)「応募要項」を確認にいく。

応募数8894作品、受付期間は44日後終了って左上に表示されてる。おぅ、一日平均2千文字で届くじゃんか。

「ホラー部門」……現実世界をベースにした恐怖体験、極限状況、不条理、怪談、怪異、心霊現象など、読者に恐怖感を与える小説を募集します。

そうそう、参考作品みなきゃですよ(前にみたけど)。

特設ページへと移動。募集部門のホラーのとこをクリック。

第9回大賞は『Re:Re:Re:Re:ホラー小説のプロット案』ですね。流行りのモキュメンタリーってやつでしたかね。卯月はちょっと書けん。

第8回大賞は『みんなこわい話が大すき』。こういうのもあるんだって思った記憶があります。

第7回大賞は『領怪神犯』。こういうの好きデス。以前読んだけどある程度まで再読。

それと『ホーンテッド・キャンパス』が載ってる。第19回日本ホラー小説大賞の読者賞獲ってます。日本ホラー小説大賞は現在、2019年度から「横溝正史ミステリ&ホラー大賞」に吸収されてます。青春オカルトミステリーってのだそうです。

ウィキでもホラー小説の項目を覗いてみましたが、そのジャンル内でも幅が広い。

「恐怖は人類の最も古い感情である」というラヴクラフトの言葉がある。

ラヴクラフトって。そうか「クトゥルフ神話」系って、SFでありホラーなんですね(コズミック・ホラーって書いてある)。

日本のホラー作家一覧のとこも見る。

背筋さま、載ってますね。貴志祐介(昔、何冊か読んでハマってたのを思いだした)。鈴木光司(有名だね)。山田悠介(鬼ごっこのひと)。夢枕獏?(このひと何でもいけちゃうひとでしたわ)

そういえば昨日、NHKでたまたまつけたらダークサイドミステリーやってて、【「こわいマンガ」はなぜ怖い? 〜トイレに行けない!表現進化の70年〜】ってのをやっていたのを思い出した。

水木しげる、楳図かずお、いろいろと。ちょっと画面に映った単行本『14歳(フォーティーン)』の表紙絵を見て、鮮明に頭に浮かんだ「チキン・ジョージ」博士の絵。ああ、あれは怖くて、深かった。

アニメ・マンガ方面だと理解の速い卯月は、「ホラーアニメ」で検索。「ひぐらしのなく頃に」(ああ、そうでした)。「東京喰種トーキョーグール」「地獄少女」「境界の彼方」(?)。「ダークギャザリング」。見たことのあるやつで。

やっぱり幅広いですね。

ということで、自分が(ちょっとでも)怖いと思える部分があって、結果、別に怖さを追求しなくても、全体を通してホラー要素があればよいと判断。

一昨日あったお願い通知にもふたたび目を通す(求む! ホラー長編! ってやつでしたね)。「第7回」のときの記事にこうあります。

「エンタメ小説としていかに面白いか?」

つきつめると、この一言に尽きると思います。「怖さ」を演出することに気を配るあまり、起承転結や物語のなかのリアリティを軽視しないようにしていただきたいです。怖い場面をこれでもかと重ねるよりも「何かがじわじわ近づいてきている」ほうが多くの人は読んでいて「怖い」と感じるのではないでしょうか。そして「残虐さ」は「怖さ」とイコールではないので、ご注意くださいませ。

そう書いてあります。

何か似た文章を読んだ気が……。ああ、「第9回」の最終選考結果の「ホラー」の「選評」でしたわ。

 ホラー部門には、非常に幅広い傾向の作品が集まります。ただ、昨年度と同様、怪異の設定のブレや唐突な変更など、ご都合主義に見えてしまうような作品も散見されました。また、物語の最後にすべてを一気に説明するのではなく、丁寧な情報開示を心がけていただけると、さらに読者が物語の世界に入り込みやすくなると感じました。

うん。

物語の中のリアリティ、起承転結。物語を通した設定。

『世界観』をちゃんと作っとけってことっすね。


というわけで、卯月は本日は『世界観』づくりと大まかなストーリーをBS2(save the catのやつ)で作ろうかと思います。主人公以外のサブキャラに卯月作品のを投入することは決めていたりします。


まあ、ホラー長編にいまから挑戦しようとする、卯月と同じ「にわか」ホラー作家をやってみようという勇者さまたちの、少しでも参考になればと思います。



クリスマスな曲 その19
【鏡音レン七人盛り】めりーせっくすます【アレンジカバー】
https://www.youtube.com/watch?v=hoKVLWWJ6Bk

いいのか? これ? でも、カバーもいっぱい。いちばんソフトに見えるのを。

では。





4件のコメント

  • 私の大好きなホラー漫画家・伊藤潤二が出てこなかったのが残念です(*꒦ິ꒳꒦ີ)

    ホラーについて私が思う事を少し。

    ホラーとコメディは紙一重だと思っております。緩急こそがその奥義。張り詰めていた空気が一気に緩む瞬間、どっちに転ぶかで笑いか恐怖に繋がると思っております。

    そして共感。確かに得体の知れないモノには恐怖もあり、気持ち悪さも存在しますが、モンスターや幽霊、グロテスクさよりも人間の持つより現実的な恐怖こそ、真の恐怖だと捉えております。それを如何に覚知させるかがポイントになりますが、ハリウッドのように音響や画像によるものはその怖さが薄れます。演出に頼りすぎた恐怖は陳腐になるからですね。身近に潜む恐怖こそより解像度が上がり、心象に深く斬り込めると思っているので、理由のわからん演出よりは、身近な音や映像の方がより鮮烈な恐怖を与える事が可能です。そこにひとつのテイストを加える事で、恐怖の角度を変える事が出来ます。

    と、偉そうな事を言っておきながら、まだホラーを書き上げていないので、私自身への鼓舞とまとめを呟きました。お粗末様ですm(_ _)m
  • もち、伊藤センセは知ってます。『うずまき』はリアルタイムでスピリッツで読んでました(あの頃は良かった)。
    緊張と弛緩、ってやつですね。お笑いのほうでは認識してましたが、確かにホラーにも通じますね。勉強になります。
    まあ、参加する以上、編集部が欲しいものをどう用意するかが、部門を問わず、我々が最優先にすることですかね。
  • お🎵
    ホラー、がんばりまっしょい(*´▽`*)

    「シュラ・デ・コブレの幽霊」
    という、伝説的な映画がありまして、ハリウッド?なんし海外で初めて?の幽霊モノを映画として公開したら、怖すぎて当時の観客は逃げ出したそうですね(●´ω`●)

    現存していたテープはどっかの大学か、当時日本だけが民法で放映していたものを録画していた方がいたという、この世にはその二本しかないという意味でも伝説だったのですが、最近アマプラで見ることができ、見てみれば現代、もしくは昔からのオドロオドロしい、ジワジワした恐怖演出って日本ならではであって、そんなに怖くはなかったのです(;^ω^)

    が、昔のアメリカのホラーと言えば「ゾンビ」「ヴァンパイア」といった云わば「ジャンプ・スケア」「グロゴア」ばかりだったのもあり(今もその傾向が高くゴア要素ファンが多いすね)ジョジョなそのテイストの真骨頂は日本文化でもありやすよね(●´ω`●)

    KADOKAWA世界進出か?っていうこともあり、この日本文化を他にただ雑にパクられる前にもっと定着させたいって思いがあっちにはありますです(*´▽`*)
  • おっ! いらっしゃいましたね有識者さま!

    さっそく「シュラ・デ・コブレの幽霊」の予告編? みたいなのを視聴いたしました。白黒というのがなんとも良いです。出てくる女優さんも卯月好みでお美しい!(幽霊のほうじゃないっす)

    「我が日本の創作物は世界一ィィィィーーーーッ!」(ルドル・フォン・シュトロハイム風)

    おっしゃるように、世界進出にはこの日本の誇る「恐怖演出」は大事ですよね。

    白銀比さまのIPが世界にはばたくことを祈って。
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